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何事もまずは挑戦-安井のり子

2021.06.18

配信

大学進学を機に渡米後、20年以上にわたりイーストベイ在住という安井さん。現在はリアルターとして活躍する彼女に、ここでの暮らしについて伺いました。

ベイエリアに住むことになったきっかけ

1998年、高校卒業と同時に留学で来ました。それ以来ずっとイーストベイです。

ベイエリアを選んだ理由

高校2年生の夏休みに1カ月間バークレーにある母の友人宅にホームステイさせていただく機会があり、その際に近郊の大学をいくつか周りました。その中でもサンフランシスコ州立大学は、ダイバーシティーなカルチャーと留学生の受け入れ制度も整っている事から、留学先としてサンフランシスコ州立大学を選びました。

ベイエリアの印象

ベイエリアはほんの少しドライブすれば海も山もあるところ。そして年間を通して穏やかな気候も大好きです。あとは、世界中から来た様々なバックグラウンドを持つ人々が暮らしている場所。だから色んな国の考え方や価値観そして文化に触れることが出来るところも魅力だと思います。

自分の専門分野について

リアルターとして不動産の売買の仲介に携わっています。オフィスはオークランドにあります。主にレジデンシャル(住宅)の売買の仲介をさせて頂いています。

あなたにとって仕事とは?

私にとって仕事とは、「何事も自分一人では生きてゆけない。人の支えがあったから今がある」という事実をリマインドしてくれるもの。良い事ばかりではないけれど、ピンチに直面した時こそ「ありがとう」という感謝の気持ちを持って過ごすことを心がけています。

生まれて初めてなりたいと思った職業

獣医さんか魚の研究者。子どもの頃から動物が大好きで近所の猫4匹が屋根をつたって私の寝室に遊びに来ていました。また、何種類もの水槽を置き魚を育てたり、セキセイインコも放し飼いで飛び回ったりしていました。今思うと家族がよく許してくれたと思います(笑)。ロングヘアーミニチュアダックスフンドも飼っていました。


コロナ禍が落ち着いたらやってみたいこと

コロナ禍をきっかけにZoomで定期的にお料理教室に参加するようになりました。みんな同じレシピでお料理をしても作った人によって出来上がりがそれぞれ違うので、コロナ渦が落ち着いたらオンラインではなくリアルに会ってみんなでわいわいおしゃべりしながらそれぞれが作ったお料理の食べ比べをしてみたいです!

アメリカ生活が長くなったなぁと感じる瞬間

カジュアルな格好でどこにでも行けるようになったところ。先日帰国した時に日本に住む友人と電車で出かける際、待ち合わせにビーチサンダルで行ったらびっくりされたとき。あとは、久しぶりに手書きで日本語でカードを書いたら自分の字の下手さに驚いたとき。

今一番チャレンジングなこと

この厳しいコロナ禍の中、幸い私自身を含め家族、友人みんなが健康で安全に過ごせている事に心から感謝して生活しています。なので不満はありませんがチャレンジングだなと思うことは、このコロナ禍で家族全員が家から学校・仕事になり、24時間ずっと居ること。そのために家事に要する時間がものすごく増えました。仕事と家庭のバランスをとるのが難しいです。早く元の生活スタイルに戻って欲しいです。


現在、住んでいる家

アラメダにある一軒家。築114年のとても古いお家ですが、アンティークなデザインが気に入っています。

乗っている車

Audiのワゴン。ドリームカーは1990年代の古いAudi。メンテナンスにかけられるお金の余裕があれば乗ってみたい車です!

休日の過ごし方

 掃除と洗濯、あとは観葉植物のお手入れ。その他YouTubeを観ながらエクササイズをしています。PopSugar Fitnessが最近のお気に入りです。  

好きな場所

ベイブリッジから見えるサンフランシスコダウンタウンの景色。高校生の頃初めてベイエリアに訪れた際、ベイブリッジから見えるダウンタウンの幻想的な風景に衝撃を受けました。何年経った今でも大好きな場所です。


日本に戻る頻度

一年に1回ぐらいです。子ども達の夏休みに合わせて6月から7月に帰国することが多いです。日本の文化に触れてほしいと思い、京都や奈良などへ小旅行をします。

最近日本に戻って驚いたこと

期間限定のポケモンカフェに行った際、見た目やデザイン、そして発想のクオリティーの高さに大変驚きました。日本ならではの繊細さに感動しました。

日本に持って行くお土産

Peet'sコーヒーのパールジャスミンティーとコーヒー豆。これはもう20年以上欠かせません。最近はチアシードとかキヌア等の健康食品系を家族からリクエストされます。

現在のベイエリア生活で、不便を感じるとき

夜間に車以外での外出を躊躇してしまうとき。日本であれば時間をさほど気にすることなく夜でも道を歩けるのに。特に、最近はベイエリアを含めアメリカ全土でアジア系アメリカ人に対するヘイトクライムが多発しており、安心、安全な生活を送れることの貴重さを改めて感じます。

日本に郷愁を感じるとき

日本の深いお風呂に浸かって一日の疲れを取りたいです。アメリカの浅いバスタブは何年たっても馴染めないです。

永住したい都市

日本の温泉街!

最も印象に残っている本

村上春樹の『What I Talk About When I Talk about Running. (走ることについて語るときに僕の語ること)』もう何回読んだか覚えていないくらい好きな本です。好きすぎてジョギングしながらAudio bookでも聞くこともあります。

最も印象に残っている映画

印象に残っているというか好きな映画は『Elf』(笑)この映画は本当に何度観ても涙を流して笑えます。『Elf』を観ると嫌なことも忘れてしまいます。

最近観た映画

Pixarの『Soul』

座右の銘は?

Don’t wait for the perfect moment. Take the moment and make it perfect. 作者不明のネットでたまたま見つけた言葉ですが、心にすっと入ってきた言葉でした。何事も先ずは挑戦してみないと何も始まらないと思うので。

プロフィール

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Yasui Noriko

サンフランシスコ州立大卒。大学を卒業後サンフランシスコ市内の弁護士事務所で秘書として働く。出産を機にしばらく子育てに専念。子ども達が大きくなったのを機にリアルターとして新しいキャリアをスタート。

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