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人助けになる仕事をしたい 日本語で安心して治療できるように

2024.10.30

配信

クパチーノで歯科医院を営む森田耕平さん。子どもの頃、親の仕事の都合で引っ越してきた森田さんにとって、地元であるベイエリア。ここでの暮らしや仕事についてお話を伺った。

 


ベイエリアに住むことに なったきっかけ


親の仕事の関係で1993年に11歳で渡米しました。

 ベイエリアに最初にきた時の印象  


最初の印象は全てが大きい! と感じました。車、食事、トイザらス。特に高速道路はとても広く感じました。あとは日本食の少なさ。昔は今ほど日本食のバラエティーがなく、日本食イコールおすし屋さんのイメージが強かったような気がします。しかし、今ではさまざまな日本食店があるので、日本に帰らなくてもおいしいご飯を食べられるのでうれしいです。

 ベイエリアの今の印象  


昔からシリコンバレーはとても有名だったと思います。しかし、今では本当に世界の中心的な場所となりました。アップル、グーグル、メタ。世界的に有名な会社が何社もあり、未だにスタートアップのメッカ。頭のいい人、意欲のある人たちであふれている。それだけではなくさまざまな部分で進んでいる気がします。電気自動車の量、それに今では無人タクシーも。多様なアプリを使いながら生活をするという、スタンダードを作ったようなところに思えます。

 あなたにとって、ベイエリアはどんな場所?  


子どもの頃から住んでいるので、ベイエリアは地元というイメージです。めまぐるしく変わっていく部分もあれば、昔から変わらない部分もあります。いろんな場所に思い出があって、それを毎日感じながら過ごしています。


 どんなお仕事をされていますか?  


歯医者です。一般歯科医なので定期検診や虫歯治療などをさせていただいています。

 その道に進むことになったきっかけ  


高校の頃、将来の進路を考えていた時に「何か人助けになる仕事をしたい」と思い、医学の道を検討しました。しかし、その途中で親知らずを抜歯することになり、その体験から歯科医の道もあることに気付きました。昔から絵や工作などがすごく好きだったので、手を使った仕事をしたいと思っていた自分の意向にぴったり合っていて、歯科医になることを決めました。

 英語を使って仕事をすること  


言葉が違うだけではなく、カルチャーも違うと思います。

 あなたにとって仕事とは?  


自分の使命だと思っています。この場所で歯医者になろうと思ったきっかけは、自分がベイエリアで育った時には日本語が通じる歯医者さんが本当に少なかったからです。保険制度や治療内容をちゃんと理解できないまま治療をされていた人もいたと思います。そのことがあったので、日本語が通じる歯医者さんが一人でも増え、安心して治療に専念してもらいたいと思い、2012年に開業することを決意しました。言葉が通じることで、少しでも安心して治療を受けていただけていたらうれしいです。

 子どもの頃になりたかった職業  


子どもの頃は動物園で働きたいと思っていました。今でも動物園や水族館に行くのは大好きです。

 もし、いまの仕事に就いていなかったら  


動物の中でも魚が大好きなので、魚に関わる仕事に就けていたらいいですね。

 休日はどんなふうに過ごしていますか  


娘が2人いるので子どもたち中心で動いています。季節によってさまざまな行事に即したイベントを探します。最近ではパンプキンパッチがいろんな場所であるので行ったりしています。ハロウィーンも夜だけではなく、最近では安全のために昼間からやっているところが多いので、ダウンタウンで行われているハローウィンウォークは小さいお子様連れの人には最適ではないでしょうか。歩く量が少なくてすみ、お店のデコレーションなども楽しめます。  

また、子どもたちが楽しめる所といえば、モントレーのベイアクエリアムです。自分が子どもの頃から海が大好きなので、子どもたちにその素晴らしさを身近で伝えられるのが水族館だと思っています。他にも水族館はありますが、モントレーの水族館はとても大きく本当に1日中楽しめます。その後、海が見える17マイルドライブなどで海を間近に楽しめる所も気に入っています。


 ベイエリアや近郊で好きな場所  


モントレーとカーメルはとても気に入っています。近場でしたらやはりサンフランシスコ。やることがたくさんあるし、おいしいお店もたくさんあるところが気に入っています。

最近日本に戻ったときに感じたこと  


以前よりかなり外国人が増えていると感じました。

 日本へのお土産は何を持っていきますか?  


アメリカンサイズのキャンディーバッグ。

 日本からベイエリアに持って帰ってくるもの  


漬け物、かりんとう。

 現在のベイエリア生活で、不便を感じるとき  


渋滞。最近では昔より渋滞がひどくなった感じがします。

 現在のベイエリア生活で不安に感じること  


サンフランシスコ市内で車を停めるとき。以前、立体駐車場に車を数時間停めていた際に窓ガラスを割られ、中に入っていたスーツケースを盗まれてしまったことがありました。本当にあっという間の出来事でした。大事なものが盗まれてしまっただけではなく、車への損害と、それを直しに行くために費やす時間はとてもダメージが大きかったです。今でも車上荒らしが減っていないようなので、将来の不安を感じます。

 日本に郷愁を感じるとき  


お店に入ったときに鳴るチャイムを聞くとき。

プロフィール

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Kohei Morita

1982年生まれ、幼少の時にベイエリアに渡米。カリフォルニア大学バークレー校卒業、ニューヨーク大学歯科学部卒業。卒業後、1年のレジデンシー期間を経て、再びベイエリアに戻る。2012年、クパチーノにモリタデンタルを開業。

10055 N. Portal Ave., #110, Cupertino, CA 95014

https://www.moritadental.com

408-775-7770

安心と信頼のデンタルオフィス。日本語でお気軽にご相談を。 土曜日は月1回午後1時まで営業。

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