Vol.16 今年は身体に投資する年に
明けましておめでとうございます! みなさんは新年のスタートを切ったでしょうか? 新しい年になり心機一転、何か新しいことにチャレンジしたり、昨年の反省をいかして生活を改善しようとする方もいるでしょう。かくいう自分も、兼業している焼肉屋が忙しく、自分の健康にあまり気を遣えない年でしたので、今年はよりエネルギッシュに頑張りながら、将来への“貯筋”をコツコツすることを目標にしたいと思っています! 今回は自分の今年のワークアウト計画をシェアしたいと思いますので、ぜひ参考にしてください。
まず自分が最優先するのが筋肉量の維持です。このコラムでも何度も紹介しているように、筋肉をつけることは代謝の向上や日常生活を力強く過ごすことから、メンタルヘルスや認知機能の向上など、人生を豊かにするには不可欠といえます。昨年は今まで感じたことのない体の気だるさを感じることが多々あったので、しっかりと体のベースを作り直したいと思います。具体的には、スクワット、デッドリフトなどの全身を使う動きを毎週行い、徐々に重量もしくは回数を増やすことで、持続的に筋肉に刺激を入れていこうと思っています。
二つ目に重視するのが柔軟性と可動域の向上です。みなさんは1日の中で何回腕を頭の上に伸ばしたり、お尻が踵につくくらい深くしゃがんだりするでしょうか? 体は使わないとどんどん錆びていってしまうので、オリジナルのラジオ体操のようなものを毎日行い体の動きが鈍らないようにしていこうと思います。
三つ目に大事にしたいのが、心肺機能の向上です。疲れにくい体づくりや代謝を高めるためには、習慣的に心拍数を上げる運動をすることが不可欠です。自分の場合、長時間の運動をする時間を確保するのが難しいので、インタバール形式(1〜5分ほど息が上がる運動を行い、数分の休憩の後にまた同じことを繰り返すトレーニング方法)を取り入れることで短時間で良い刺激を入れます。
体が力強く動かせる(筋力)、体が自由に動かせる(柔軟性)、体が効率よくエネルギーを供給できる(心肺機能)。この三つはいかなるライフステージにも大事な要素となるので、みなさんも人生を最大限楽しむために、今年は身体に投資をしていきましょう!
立林 宏太(たてばやし・こうた)
神奈川県藤沢市出身。2013年、一橋大学を中退し、カリフォルニアに留学。ここで通い始めたジムで、フィットネスや栄養学で人々の生活をできることに感銘を受け、トレーナーの道へと進む。NASM(National Academy of Sports Medicine)認定パーソナルトレーナー。PN(Precision Nutrition) Level. 1 栄養コーチ。インスタグラム@nintaijuku_fitness、個人アカウントは@kota_tatebayashi
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