- 運は縁・いい信頼関係を構築するには -     

四月に入り桜咲く春本番を迎えましたが、出会いの季節でもあるこの時期は、特に新しい環境に慣れることはもとより、初対面の人や新たな出会いの場が多くなり、どのように信頼関係を構築すればよいのかが大切になってまいります。「自分には人を見る目がありません」「信頼できる人だと思ったのに裏切られました」「人からだまされやすい」など、誰もが人間関係について、悩みを抱えることがあるのではないでしょうか。 　

私は講演会などで「まず人と出会った時に最初にどこをご覧になりますか」と尋ねますと、殆どの方が「目」だとお答えになられますが、ご縁の始まりは“顔”です。 　

その中でも特に「目は心の窓」と言いますように、その時の心の状態を表しておりますので無言のコミュニケーションを取っております。また「目は口ほどにものを言う」と言いますように「目は人を説得する時に、七十パーセントのウエイトを占める」と、名優チャップリンも名言を残しております。良い信頼関係を構築するためには、まず、第一印象である顔の表情が明るく、ポジティブな思考を持つことが大切です。 　

それには、自己中心的な考え方ではなく、常に相手を思いやる感謝の気持ちを持つことで、信頼関係が構築でき、愛情深く表情の明るい好感の持てる笑顔をつくることができます。額を輝かせ眉を柔らかく整え、常に口角を上げることを意識するだけで、“目”に輝きが宿り、運気を好転させることができるというものです。

岡井 浄幸（おかい じょうこう）
一般社団法人「嘉祥流観相学会」代表理事、大導師。人の顔から性質や運命を鑑定する嘉祥流観相学の第一人者。脳と顔と運の因果論をもとに観相学、姓名学、ブレインフェイスボディメイクのアドバイスを行う。講演以外にもテレビ番組や雑誌にも多く出演し、芸能人の鑑定なども行なっている。