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KOTA流トレーニング - 立林 宏太 -

2023.03.15

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Vol.06 運動と食事

 こんにちは! 例年に比べて雨の日が多く、まだ肌寒い日も続いていますが、皆さんはどうお過ごしでしょうか? 今回は健康、運動とは切り離すことができない食事について話していきます。食トレなんて言葉があるように、どのように栄養を取るかはアスリートにとってはもちろん、そうでない人にとってもイキイキとしたライフスタイルを作るために大事な要素です。運動と食事をどうやって組み合わせていけばいいのかをみていきましょう!  

まず自分が最も大切だと考えているのは、栄養とは体を動かすための燃料であり、体を作るための材料であるということです。 優先的に摂ってほしいのは、タンパク質です。体は食べ物からのエネルギーが足りないと、自分の体を分解することで賄おうとしますが、基本的にタンパク質は体の中では生成することができません。運動を行なっている時に筋肉を強くする材料になるのはもちろん、案外知られていないですが、タンパク質は消化に最も時間がかかるため腹持ちがよく、その際に体がエネルギーを多く使うことから基礎代謝上昇にも貢献するので、筋肉を大きくしたい人はもちろん、ダイエット時にもしっかりと摂りたい栄養素です。まずは自分の体重(kg)の1.5倍の量(g)を目指しましょう。  

次に考えるのが、炭水化物と脂質の量です。体を動かすためのメインのエネルギー源ですが、簡単な目安として、生活がアクティブな場合は程炭水化物を多く摂り、少ない場合は脂質の割合が増えるといった具合です。日常的な運動量が少ない人が低糖質ダイエットによって体組成の改善、ひいては健康になることがあるのはこの理由からです。運動で体内のエネルギーをうまく消費する習慣をつけながら、ご飯や麺類の量に気をつける。この両輪のバランスがとても大事です。  

最後に考えるのが、野菜の摂取です。ビタミンや食物繊維が必要なのはもちろんですが、不必要な脂質の吸収を抑え、炭水化物による血糖値の上昇を緩やかにする効果もあります。食事を摂る時に炭水化物と同量から2倍の量を摂ることが目標の目安です。  

この方法でタンパク質と野菜をしっかりと摂るようにすると、多くの人は食べなくてはいけない食事の量に驚くと思います。「Health is Wealth」 という言葉にあるように、健康は貯金のようにコツコツと積み上げるものです。皆さんも運動と食事で貯筋生活を始めてみましょう!


立林 宏太(たてばやし・こうた)
神奈川県藤沢市出身。2013年、一橋大学を中退し、カリフォルニアに留学。ここで通い始めたジムで、フィットネスや栄養学で人々の生活をできることに感銘を受け、トレーナーの道へと進む。NASM(National Academy of Sports Medicine)認定パーソナルトレーナー。PN(Precision Nutrition) Level. 1 栄養コーチ。インスタグラム@nintaijuku_fitness、個人アカウントは@kota_tatebayashi
【お問い合わせ】
Email: ktatebayashi@nintaijuku.com
Tel: (408) 836-5523

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