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2025年度 抽選永住権申請について

2023.10.18

配信

毎年恒例の抽選永住権(DV-2025)の応募受付が、2023年10月4日より始まりました。応募期間は、2023年11月7日(米国東部時間の正午)までとなります。今号では、米国国務省発表の情報に基づき2025年度抽選永住権の応募要領について説明いたします。  

抽選永住権該当国と非該当国  


抽選永住権は、正式には「移民多様化ビザ抽選プログラム(Diversity Immigrant Visa Program)」と呼ばれています。2025年度については、5万5000人がこの抽選制度で永住権を取得できるようになっていますが、米国への移民が比較的少ない国々に対し、このプログラムが設けられています。過去に多くの移民を米国に送り出している国に関しては、非該当国となり、このプログラムを利用できません。非該当国は次のとおりです。 バングラデシュ、ブラジル、カナダ、中国(香港含む)、コロンビア、ドミニカ共和国、エルサルバドル、ハイチ、ホンジュラス、インド、ジャマイカ、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、フィリッピン、韓国、ベネズエラ、ベトナム  ただし、マカオ、台湾で出生している方は申請できます。  

応募条件  


応募条件は、次の2つの条件を満たす必要があります。
① 該当国生まれであること  
しかし、次の方々も応募できます。

(1)応募者が、非該当国の出身で、配偶者が該当国の出身の場合
(2)応募者が非該当国で生まれた場合でも、両親がその非該当国ではなく、該当国で生まれている場合

 ②教育または職歴について下記の条件を満たす必要がある  
高校卒業資格のある方は応募できます。また、高校卒業資格がない場合でも、2年以上の実務経験が必要な職に関して、過去5年の中で2年以上その実務経験のある方も応募できます。この実務経験については、米国労働省が基準を設定しています。労働省のO*NET Onlineで確認できます。  

応募方法  


米国国務省のウェブサイトでインターネットを利用して申し込みます。申し込みに料金はかかりません。応募の際、デジタル写真を提出する必要があります。応募者1人につき2通以上の応募があった場合、応募は無効となります。  

抽選  


当選者は、コンピューターにより無作為に選ばれることになり、当選については、2024年5月4日より発表される予定です。当選の有無を知るためには、国務省のDV-2025ウェブサイトにアクセスし、確認できます。  

当選者の手続  


当選者は、移民ビザ(永住権)の申請ができます。この移民ビザの申請手続は、2024年10月1日より2025年9月30日の間に行う必要があります。  

抽選永住権当選後の注意点  


実際の当選者は、例年5万5000人をかなり上回る数になります。しかし、最終的に永住権を取得できるのは、最大で5万5000人です。結果、当選者全員が必ず永住権を取得できる訳ではありません。

また、当選者には、当選番号が割り当てされますが、永住権の手続きは、大陸ごとの割り当て番号順に受付され、当選番号順位の後順位の人については、2025年9月30日の期限に間に合わない人が出てくる可能性もあります。例えば、当選者でアジアの1万3000番の人は、毎月平均1000人しか申請できないということになれば、1万2000番の人まで永住権が取得できることになりますが、この1万3000番の人は永住権を取得できないことになります。

この点については、その月に何番までの人が申請できるか国務省がビザ広報のページで毎月発表していきますので、注意して見ていく必要があります。

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