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KOTA流トレーニング - 立林 宏太 -

2024.09.18

配信

Vol.24 目指せ万能アスリート!その4

みなさんこんにちは! このコラムで「目指せ万能アスリート!」のシリーズを始めた頃は、やっと夏がやってきた! といった時期でしたが、暑さの厳しい時期は終わり、過ごしやすい時期がやってきたと感じている方も多いのではないでしょうか?  

前回は万能アスリートになるための能力のうち、①筋肉の働き、②心肺、循環機能の働きをどう高めるかの解説でしたが、今回は③脳・神経の働きをどう鍛えるかを解説していきます。  

スポーツにおいて、脳・神経の働きを高めるということは、具体的には①と②が同じ能力の場合に、その二つを最大限に引き出せる状態を指します。うまく身体を扱えるようにすることで、より速く、強い動きを継続的に行うことができます。スポーツによって動きはさまざまな形がありますが、共通する要素として「体の動かす部分と、動かさない部分のメリハリをつける」ことが、効率良い体の使い方のキーだと思っています。例えば、「走る」という動きでは脚が地面についた時に骨盤、体幹周りを固定することで反力を受けて、その力を前に進むパワーに変換していきます。鉛筆をまっすぐ地面に落とすと勢い良く跳ねることをイメージするとわかりやすいでしょうか? 柔らかいものを落としても同じように跳ねないのと一緒で、体の軸が力強く固定できないとせっかく筋肉が使ったパワーがうまく伝達できなくなってしまいます。  

具体的なトレーニングの方法としては、まずは腕立て伏せの姿勢でお腹に力を入れ、体幹を固定する感覚を練習します。その感覚が掴めるようになったら、片手を前に伸ばして、バランスを悪くした状態で、体幹の固定を崩さないで静止する練習をします。このような、さまざまな姿勢、動きの中で体幹の固定を練習することで、実際のスポーツの中で無駄なく思ったプレイが行うためのベースが作れます。  

4回にわたって万能アスリートになる方法を説明してきましたが、バランスよく体の機能を高めることはスポーツだけでなく、健康的なライフスタイルにも重要です。みなさんも色々な運動を行うことで良い体づくりをしてください!




  

立林 宏太(たてばやし・こうた)
神奈川県藤沢市出身。2013年、一橋大学を中退し、カリフォルニアに留学。ここで通い始めたジムで、フィットネスや栄養学で人々の生活をできることに感銘を受け、トレーナーの道へと進む。NASM(National Academy of Sports Medicine)認定パーソナルトレーナー。PN(Precision Nutrition) Level. 1 栄養コーチ。インスタグラム@nintaijuku_fitness、個人アカウントは@kota_tatebayashi
【お問い合わせ】
Email: ktatebayashi@nintaijuku.com
Tel: (408) 836-5523

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