～ 美の究極をつくり出す“脳をメイクする” ～

新時代を生きる今、女性の社会進出はさらに進み「二十一世紀は男女とも顔が勝負する時代」になると言われておりましたが、まさに今や男性も女性以上に見た目をとても大切にするようになりました。昨今は、男性も年齢を問わず、自身の顔を意識する方が増えて、スキンケアからメンズメイクや眉を整えることは当たり前に行われるようになってまいりました。 　

特に歴史を振り返ると、古来日本には男性にも化粧文化があり、もともと日本の伝統であり、平安時代の「端正な顔」から「武将顔」「リーダー顔」というように時代に即した「成功者の顔」だったと思われます。 　

しかし今や時代は大きく変わり、美容業界では男女ともに「自然な外観や美しさ」が求められる傾向にあり、顔全体のバランスを整える方法は多岐にわたりますが、特にメイクはスキンケアを重視したうえで、自然で洗練された“ナチュラルメイク”が主流となってきているようです。 　

それだけでなく、現代社会のストレスフルな生活環境におきましては、美容は単なる外見の改善だけでなく、健康や教養、喜怒哀楽などの情感といった内面を磨くことで、幸せへの思考が脳内習慣を整えて顔に表し、究極の「ツヤ」と「ハリ」を生みだして「心でつくる輝く顔」になるというものです。さらに、顔へのナチュラルメイクを施し“美の究極”を創りだす「脳をメイクする＝ブレインフェイスメイク」にお誘いできれば幸いに思います。

一夜の命に魅き寄せられて（画：シーサー玉城）

岡井 浄幸（おかい じょうこう）
一般社団法人「嘉祥流観相学会」代表理事、大導師。人の顔から性質や運命を鑑定する嘉祥流観相学の第一人者。脳と顔と運の因果論をもとに観相学、姓名学、ブレインフェイスボディメイクのアドバイスを行う。講演以外にもテレビ番組や雑誌にも多く出演し、芸能人の鑑定なども行なっている。