～鏡のなかの自分に笑いかける習慣をもつ～   

季節は9月に入りましたが、この夏は驚くような猛暑が続き、予測をはるかに超える台風に見舞われるなど、心身ともに夏の疲れは“なんとなく不調”を引き起こし、それは自律神経の乱れにも影響しているのではないでしょうか。 　

そんな自律神経はカラダの重要な“インフラ”でありながら、意識して調節できない部分でもあり、だからこそ正しい知識に基づく日々のケアが何よりも大切になってきます。自律神経の乱れは生活習慣にも大きく影響してまいりますので、まずその日一日を運よく過ごすためには、太陽の運気や恵みとスタートを切るのがベストです。 　

その際、朝の過ごし方で欠かせない習慣の一つが“洗顔”なのですが、最近は自分で自分の顔を見るのが嫌だから、あまり鏡を見ないという声を多く聞くようになりましたし、女性でさえ、朝のメイクをする時に自分の顔をじっくり眺める機会がないという事なのですが、運を良くするためには、まず「明」の自分を演出しなくてはなりません。 　

まずは朝起きて洗顔する時に、明るい笑顔で自分に笑いかけ、自分の姿が確認できると、その気持ちが一日のエネルギーとなり、“明るい笑顔”が縁を結び、その日一日の運につながる“明相”を作り出すというものです。 　

「人は一人ではなく、もう一人の人間が頭の中に存在していて、その人があなたを一番愛している」と達磨大師の言葉にありますように、まずは鏡の中の自分に笑いかけ、最愛の自分を励まし褒める習慣を持ちましょう。

岡井 浄幸（おかい じょうこう）
一般社団法人「嘉祥流観相学会」代表理事、大導師。人の顔から性質や運命を鑑定する嘉祥流観相学の第一人者。脳と顔と運の因果論をもとに観相学、姓名学、ブレインフェイスボディメイクのアドバイスを行う。講演以外にもテレビ番組や雑誌にも多く出演し、芸能人の鑑定なども行なっている。