ハワイ不動産情報 Vol. 15

2024.01.17

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トランプタワーワイキキがなくなります！

2024年が始まりましたね。皆様にとって健康で素晴らしい年となることをお祈りします。

2023年、ハワイの不動産マーケットはかなりシフトチェンジした年でした。高金利の影響で、セールス数に関しては2桁台の落ち込みを記録し、売主は買い替えを控える動き、買主も今までクオリファイしていたものができずに、決まらないケースが多くありました。ただ、価格的にはそれほどの落ち込みはありませんでした。2024年はもう少しバランスの取れたマーケットになってくるのでは？と予想しています。　

さて、今回はワイキキの海まで2分の好立地にある「トランプタワーワイキキ」がブランドチェンジをすることが発表されたお話です。　

2009年にオープンしたトランプタワーワイキキですが、2006年の発売当時は、全462室に対して、2000件の応募があったと言われていますが、今は投資としてのホテルレンタルのリターンがほとんどないため、50室以上が売りに出されています。このトランプタワーのリブランドに乗り出したのが、ヒルトンのラグジュアリーブランドの一つ「LXR Hotel & Resorts」です。新しいホテルの名前は「Wakea Waikiki Beach, LXR Hotel & Resorts」となり、2024年2月からの開業ですが、大規模な共有エリア、客室のリノベーションを2025年に予定しています。ハワイらしい雰囲気の再ブランド化を狙っているようです。　

各オーナーは共有部分の一部負担金に加え、部屋をホテルとして貸し出すにはこの客室リノベーションはマストで、結構な金額がかかるため、これに難色を示すオーナーは出てくると思います。2024年、トランプタワーがこれまでよりもさらに格安で売りに出てくる可能性があるのではないかと思います。　

立地は良い場所にあると思いますので、例えばホテルレンタルプールに入れずに、セカンドホームとして使えば、固定資産税のレートも3分の1に落とせるので、家族や友人らと使うというのはアリなのかも？　

ご興味ある方はお気軽にご相談ください。