日常生活に支障をきたす車の故障。路上で立ち往生などしないためにも、基本的な車の点検事項を押さえておこう。
排気ガス検査(Smog Check)
カリフォルニア州では、一定条件に該当する車両について、登録更新時に排気ガス検査(Smog Check)が義務付けられている。主に対象となるのは、製造から一定年数を経過したガソリン車や条件を満たすディーゼル車で、登録更新の案内に「Smog Check Required」と記載がある場合は、検査に合格しなければ次回の登録手続きを行うことができない。対象車かどうかは、DMVから届く更新通知や公式ウェブサイトで確認できるため、登録更新の際には早めにチェックしておきたい。
タイヤ空気圧点検 季節ごとに年4回程度
ガソリンスタンドなどで空気圧の調整をしよう。空気圧が高すぎると乗り心地が悪く、走行安定性も低下したり、タイヤ中央部が異常に摩耗してしまう。また、空気圧が低すぎると、路面に対する抵抗が大きく、燃費が悪く操縦性も悪くなり、パンクの原因にもなる。気候によって空気圧は変動しやすいので季節ごとに点検するとよい。アメリカでは、ガソリンスタンドで自分で空気を入れるのが一般的。
タイヤローテーション 6000マイルごとを目安に
前後・左右のタイヤ位置を交換し、タイヤローテーションをすることで、タイヤの摩耗を均一にしてタイヤ寿命を延ばすことができる。エンジンオイル交換時などに、一緒に行ってしまおう。
触媒コンバーター盗難に注意
触媒コンバーター(キャタリティック・コンバーター)が盗難される事件は依然として大きな社会問題になっている。触媒コンバーターは排ガス中の有害物質を浄化する装置で、プラチナやパラジウムなどの希少金属(レアメタル)が使われているため、盗難グループが金属ディーラーに売却して稼いでいる。同じエリアで同日に数台盗まれるというケースも発生しており、犯罪件数は収まらない状況だ。触媒コンバーターは車体のフロア下、マフラー付近に装着されているため盗みやすく、盗難にかかる時間は10分以内、手慣れていればなんと1分もかからないと言われている。触媒コンバーターが盗まれた場合、エンジンをつけると爆音がするためすぐに分かる。修理にかかる費用も高額だ。車種や需要によって差はあるものの、中には7000ドルかかったというケースも。防止策は、(1)明るい場所やセキュリティーの高い場所に停める、(2)触媒コンバーターにプロテクターを取り付ける、(3)警報装置や監視カメラをを取り付ける、(4)触媒コンバーターに車体番号を刻印する、など。カリフォルニア州は、同装置の盗難を取り締まる法を施行している。