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ベイスポ特別インタビュー Showji -熊本翔士-

2024.05.01

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ベイスポ特別インタビュー Showji -熊本翔士- 



今年の北加桜祭りで、2週にわたり歌声を披露した歌手の翔士(Showji)さん。祭りの最終日には、樽神輿の前で国歌斉唱を行い、祭りのクライマックスを盛り上げた。祭りで観客を魅了した新曲『Almost』は、アリシア・キーズなど大物も手がけるジェローム・ブルックスJr.をプロデューサーに迎えた楽曲。現在、その新曲を携え、ニューヨークを拠点にアメリカ中を駆け回り活躍する彼に、インタビューを行った。

NYを目指したきっかけは?当初から歌手になるために
NYに渡ったのでしょうか?


そうです。大学卒業後、東京に就職してから間もなく、地元福岡の友人が「翔士、オレ、歌手になるけん!」と言って上京してきたことに、「お前が歌手になるんやったらオレの方がもっと歌手になる!」と言って、張り合うようにNYに来ました。

 

桜祭りでの舞台は、初日は大雨で観客もあまりいませんでしたが、
どのようにモチベーションを持って挑みましたか?  



僕は雨男で、大事な日はいつも嵐や大雨です。今回も想定通りの雨で歌いやすかったです。もともとはそれが嫌だったのですが、雨が僕を慕ってくれていると考えるようになって。それからは、皆さまにはご迷惑かもしれませんが、心の中で「雨よ降ってください!」と言っています(笑)。  



初日の舞台で最後に歌った『Almost』という曲は、実話をもとにした失恋ソングです。曲の紹介をしていたら雨が降ってきて、司会のライアンさんとグレッグさんに謝られましたが、「I ordered it. This is actually perfect effect for this song. But you still have to call me next year.(この雨は注文していたんだ。この曲にぴったりだからね。でも来年も僕のことを呼んでね)」と言ったら爆笑してくれました。ステージにテントを設置してくれたのですが、観客席だけ濡れるのは気が進まなかったので、一緒に濡れようとテント外で歌ったことにも感動してくださっていました。雨の中、本当にありがとうございました。

 1週目の終了後、桜祭り実行委員会から、あらためて翌週の出演オファーがありましたが、NYからまた移動しなければいけないなど、実際は大変な決断だったと思います。


もし来れたらぜひ来てほしいとメールをいただきました。実際には経費や移動時間など悩みましたが、『Almost』をもう一度歌ってほしい、スーツもカッコよかったと褒めちぎっていただきました。自分の曲を褒められる経験は本当に尊く、そんな気持ちに応えたいという思いで決断しました。フライトの前日、テキサスに住む祖母が他界したと連絡があり、舞台をキャンセルしようかと母に相談したところ、「それも覚悟して歌手になったんやからしっかり歌ってきんしゃい。そのほうがばあちゃんも喜ぶたい」と言われ、予定通りに飛びました。

 アメリカに住んでいる日本人の方へ応援エールをください  





皆さま、はじめまして。ニューヨーク在住の歌手、翔士です。人に親切に生きていけば、人生はきっと豊かだと考えます。何でも前向きにとらえて、誰から何と言われても、自分を信じて愚直に生き続けていく皆さんを応援しています。僕も頑張ります! 一緒に頑張りましょう。インスタグラム(@showtime24k)のフォローも、ぜひよろしくお願いします!

プロフィール

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Showji

今年の北加桜祭りで、2週にわたり歌声を披露した歌手の翔士(Showji)さん。祭りの最終日には、樽神輿の前で国歌斉唱を行い、祭りのクライマックスを盛り上げた。祭りで観客を魅了した新曲『Almost』は、アリシア・キーズなど大物も手がけるジェローム・ブルックスJr.をプロデューサーに迎えた楽曲。現在、その新曲を携え、ニューヨークを拠点にアメリカ中を駆け回り活躍する彼に、インタビューを行った。

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