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教えて ベイエリアの先生 -サンフランシスコ日本語補習校-

2024.01.03

配信

サンフランシスコ日本語補習校 中高部サンフランシスコ校主幹
牛島 宣仁先生

1500人の生徒が通う「サンフランシスコ日本語補習校」。 ベイエリアに4つの校舎を持ち、世界最大規模の補習授業校でもある 同校で、中高部サンフランシスコ校主幹を務める牛島先生にお話を伺いました。


どんな子どもでしたか?


子どものころ、私はスポーツ少年というわけではありませんでした。幼少期は山野を駆け、植物を取ったり、昆虫、水辺の生物などを採集するのが好きでした。ただ当時は見掛けによらず(?)、案外気弱な少年だったのかも知れませんね。

 教育の仕事を目指したきっかけ  


父までの男3代は皆教育者でした。ですので意識して目指したわけではありませんが、DMAに組み込まれていたのかもしれませんね。偶然この職に出会い、すっかりハマってしまったというところです。しかしこんなに面白くて、やり甲斐のある仕事はないかなと思っています。やはり好きじゃなければできない仕事ですね。
 

生徒たちと向き合う中で  


もちろん補習校は「日本語で」学校の教科を学ぶところですが、それだけではないと思っています。学校行事、委員会活動、部活などを通し、日本の文化、人との関わり合いの中で自分の日本人としての立ち位置を見つけていけるような環境を提供するところでもあります。そんな中で生徒と向き合うというのは、彼らが何をどう考えているのかということを良く聴くということだと思っています。

 休みの日の過ごし方や趣味  


趣味は、少林寺拳法、バンド演奏、読書、料理…尽きませんね。

 生徒さんや親御さんに向けて  


生徒は「なぜ日本語で学習するのか」、また保護者は「なぜ子供に日本語で学んで欲しいのか」を双方がお互いの考えを理解して臨んでほしい思います。理由がある程度明確になっていると、その過程で見えてくるものも多くなるでしょうし、それらの取り込み方も違ってくると思っています。視覚に入ってくる一つ一つのことが、大きな学びにも繋がるんじゃないかと考えています。

 今後の目標  


いつまでも自分が面白いと思うことを追いかけていたいですね。それが楽しいと思う気持ちを持ち続けたい。学校という枠にあてはめると、私たち教員が面白い、楽しいと感じなければ、生徒達は楽しいと感じられるわけがないですから。今後もそういう面白がり方をもっと伝播させたいと思っています。そしてそれもまた面白がりたいかな。


サンフランシスコ日本語補習校
【学年編成】幼少部(幼稚部・小学部)、中高部(中学部・高等部)
【電話】415-989-4535(事務局) 
【ウェブサイト】www.sfjs.org

22 Battery St., #612, San Francisco, CA 94111

https://sfjs.org/

415-989-4535

文部科学省から認可を受け、政府派遣教員の指導のもと準公教育を実施している。日本語による教科学習や日本的な行事を行い、日本の学校や社会に適応できる素地を養う。50年以上の歴史があり、在校生徒は約1400名。

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