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教えて ベイエリアの先生 -田中有規子書道教室 -

2024.09.04

配信

田中有規子書道教室
田中 有規子先生

ベイエリアで40年近く、「日本の心」を伝え続けている書道家の田中先生。 5、6歳の子どもから80歳過ぎのシニアまで、幅広い年齢層の生徒が通う書道教室は、 基本を大切にしながら個性を生かした書道を目指している。

         

どんな子ども時代でしたか?


小学5年生の2学期まで東京都下に住んでいて、当時まだ茶畑や畑があったり防空壕も残っていて、冒険や石蹴り、缶蹴り、馬跳びなど、おてんばだったので外遊びが多く、友達と暗くなるまで遊んでいました。小学5年生の3学期に都内に引っ越し転校生となり、ドキドキしながら学校に行きましたが、すぐに友達ができ楽しく過ごしました。

 教育のお仕事を目指したきっかけ  


学生の時は子どもに接することに苦手意識があったのですが、教員資格を取れば将来役に立つからと母に言われて取ることにしました。中学校へ教育実習に行った時、生徒たちの輝く目を見て、そして大学生でも先生と呼んでくれる生徒達がかわいくなり、自分にも教えられるかもしれないと自信になったことがきっかけです。

 お稽古のこだわり  


どんな経験者も正しい墨の摩り(する)方を知ってもらうため、“墨を自分で磨る”ことからお稽古は始まります。どうやって墨ができ用紙(半紙)に書けるようになるのか理解してほしいからです。また使う道具(筆、硯、墨、他用具)を大切にしてほしいので、筆の洗い方も教えます。短いお稽古時間ですがいろいろな作業をしていくうちに自然と書くことが楽しくなるようです。お稽古は生徒さんと先生の信頼の中で上達していく面もあり、また生徒さんによっても上達のスピードは違うので焦らず見守ってもらえたらと思います。

 休みの日の過ごし方  


書道が趣味だったのですが、書道が仕事になったので、中断しているテニスを再開するために筋トレとウォーキングをしたり、プラントの手入れや、ボーっとしたりしています。

 今後の目標  


”書は人なり”と言われるように書にはその人の人柄、その時のその人の心や生き方が個性として表現されるので、作品創りは大変ですが未熟ながら少しでも想う線に近づけたと感じた時は爽快感があります。生徒達にもその楽しさを味わってほしいです。それが私の腕を上げる励みとなっています。また多くの生徒達は日本へ帰国しますが、その時に「また書道をやりたい」と想う書道を伝えたいと思います。


田中有規子 書道教室
【住所】987 Cartier Ln., Foster City, CA 94404
【電話】650-245-7767
【Eメール】shodofun@yahoo.co.jp

987 Cartier Ln., Foster City, CA 94404

650-245-7767

先生は「日本の心」を書道を通してベイエリアに30年以上紹介している書道家。筆の持ち方から漢詩まで幅広く、個人のレベルに合わせて学べる。また、日本に課題を郵送し、「書声会」からの批評、審査を受け、級、段、師範の資格も取る事ができる。

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