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アメリカ心臓月間(American Heart Month) -野口ユリ先生-

2026.02.04

配信

アメリカ心臓月間(American Heart Month) -ナース・プラクティショナー 野口ユリ先生-

  2月は「アメリカ心臓月間(American Heart Month)」であり、心血管疾患に対する認識を高めることを目的としています。日本における心血管疾患による死亡率はアメリカの約半分ですが、特に高齢者に多くみられる疾患です。予防、早期発見、リスク低減について意識することが重要です。

 年1回の健康診断では、高血圧、高コレステロール血症、血糖値の異常、BMI(体格指数)高値などのリスク要因を医療者が確認することができます。これらの数値に異常が見られる場合、生活習慣の改善を勧めることがあります。こうした日常的な取り組みは、疾患の管理のために処方される薬と同じくらい重要です。

 例えば、野菜、果物、玄米などの全粒穀物を多く取り入れた食事に変えることは、心臓の健康を支える助けになります。その他の食事に関する推奨事項としては、砂糖、塩分、飽和脂肪の摂取を控えることが挙げられます。また、赤身肉などの脂肪の多いタンパク質よりも、鶏肉、魚、豆類などの脂肪の少ないタンパク質を取るようにしましょう。バターなどの動物性脂肪や、ココナッツ油やパーム油といった熱帯性油脂よりも、植物性油を使用することが勧められます。これらの食事に関する推奨事項は、心血管の健康を促進し、血圧を低下させる上で有効であることが研究によって支持されています。

 その他の生活習慣に関する推奨事項には、禁煙および飲酒量を控えることが含まれます。運動も重要であり、早歩きなどの中等度の運動を週に少なくとも150分、またはランニングや水泳などの高強度の有酸素運動を週に少なくとも75分行うことを推奨します。毎晩7時間から9時間の睡眠を確保することや、ストレス管理も心血管の健康を促進する上で重要な要素です。これらが難しい場合は、どのような治療や支援が受けられるかについて、医療提供者に相談してください。

 小児期から健康的な食習慣、継続的な運動、十分な睡眠、そしてストレス管理を促すことが重要です。年齢に関わらず、どの時期に始めたとしても、継続的な習慣は心血管疾患のリスクを有意に低下させます。

 今月は、健康診断を予約し、家族全員で心臓にやさしい生活習慣を取り入れる絶好の機会です。

野口 ユリ(のぐち・ゆり)
ナースプラクティショナー。東京都生まれ。University of Pennsylvaniaで看護師資格を取得。Johns Hopkins University School of Nursing の大学院の博士課程を卒業。日本ベイクリニックでの診療のほか、Samuel Merritt UniversityとUniversity of San Franciscoで教鞭をとっている。

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