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教えて ベイエリアの先生　-サンフランシスコ日本語補習校 -

2025.03.05

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教育コラム

サンフランシスコ日本語補習校
 中高部サンノゼ校主幹　渡邉 八衛先生 　

ベイエリアに4つの校舎を持ち、世界最大規模の補習授業校でもある 「サンフランシスコ日本語補習校」。 1500人もの生徒が通う同校で、 中高部サンノゼ校主幹を務める渡邉先生にお話を伺いました。

         

どんな子ども時代でしたか？


私は田舎で育ちましたから、一面の田んぼの景色と四季の移り変わりを楽しみながら過ごしました。土手でカブトムシを取りながら帰ったり、カエルが冬眠から這い出してきて田んぼ一面がカエルだらけだったり、亀だったこともありましたね。亀はランドセルに入れて家に持ち帰って怒られました。

 教育のお仕事を目指したきっかけ 　


私の祖父は小学校の校長でしたので、教員の仕事には小さいころから興味がありました。補習校での仕事は、友人の恩師が補習校の校長としてサンフランシスコに赴任してこられた時に、その友人から紹介されて始めました。 生徒たちと向き合う中でのこだわり 　学校では日本語を使って生活をすることが基本です。まず、大きな声で「あいさつ」をすることを大切に考えています。

 補習校の特徴 　


本校は、日本の中学・高等学校とほぼ同じカリキュラムで国語・数学・理科・社会を学びます。また、生徒会や図書委員会が企画する学芸祭や球技大会、そして保護者会が主催してくださるお正月行事や古本市、駄菓子フェスなどがあり、学業と学校生活がとても充実しています。

 休みの日の過ごし方 　


買い物やドライブを楽しんでいます。サンフランシスコ出身のミュージシャンの音楽をよく聞きます。

生徒さんや親御さんに向けて 　


アメリカの学校に在籍している生徒が毎週土曜日に補習校で学ぶこと、そしてそれをご家庭がサポートするのは大切、かつ大変なことだと思います。生徒が土曜日に通う意義と具体的な目的をはっきりと持つことで、家族の目指す進路が見えてくることを願っています。

 今後の目標 　


生徒たちが何歳になっても楽しい思い出として残る学校であればと思います。いつか、補習校の卒業生で一つの共有社会を作れるようになればいいですね。

サンフランシスコ日本語補習校 
【学年編成】幼少部（幼稚部・小学部）、 中高部（中学部・高等部）
【電話】415-989-4535（事務局）
【ウェブサイト】www.sfjs.org

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