さくら学園　
担当：小学校一年生（国語） 竹内由紀子先生　

国語・日本語を学びながら、日本文化に触れることができるさくら学園は、 生徒一人ひとりの言葉を大切にし、個人に寄り添った教育を重視している。 今回は同園で小学一年生を担当する竹内先生にお話を伺った。

         

教育の仕事を目指したきっかけ 　

小学4年生の頃からバスケットボールクラブに所属し、日曜日も休むことなく毎日練習に励んでいました。素晴らしい先生方やクラスメイト、そして仲間たちに恵まれ、充実した楽しい小学校生活を送る中で、自然と「小学校の先生になりたい」という夢を抱くようになりました。

 日々、生徒たちと 向き合う中でのこだわり 　

当園は、日本語環境やレベルに基づいたクラス分けと少人数制クラスを採用し、生徒一人ひとりにしっかり寄り添う、きめ細やかな指導を行っています。私は小学1年生の担任として、子どもたちが「早くクラスに行きたい！」「登園するのが楽しみ！」と思えるような学級づくりを目指しています。また、間違いを恐れずチャレンジできる、ポジティブで安心感のある環境を大切にしています。授業では視覚、聴覚、そして動作感覚を活かし、子どもたちの記憶に残る学びを提供できるよう、さまざまな工夫を凝らしています。

 さくら学園はどんな学校ですか？ 　

さくら学園では、幼児から大人まで幅広い年齢層が楽しく日本語を学んでいます。クラスや個人・オンラインレッスンのほか、そろばんや書道、親子教室も好評です。AP、JLPTの対策クラスや漢字検定もあり、学習の成果を実感できます。また、季節の行事や文化イベントを通じて、日本の伝統や習慣に触れる機会も大切にしています。

 休みの日の過ごし方 　

「混成合唱団かけはし」に加入し、毎年行われる定期演奏会を目標に、毎週土曜日に練習しています。そしてバンド「Bay Breeze」ではキーボードを担当し、日系のお祭りやレストランでの合同ライブなどでも活動しています。ベイエリアを飛び出して州外の日系イベントに遠征する事もあります。

 生徒さんや保護者に向けて 　

親御さんには、今この瞬間、お子さんとの関わりを存分に楽しんでいただきたいとお伝えしたいです。現在進行形で子育てをされている中、先が長く感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、アメリカでは一般的に子育てが一区切りとなる18歳は、思っている以上にあっという間に来てしまいます。その日が訪れる前に、今しかない時間を大切にしてほしいということを、先輩ママとしてお伝えしたいです。

さくら学園
【【電話】925-924-0307
【場所】6650 Owens Dr., Pleasanton, CA 94588
【ウェブサイト】www.eastbaysakuragakuen.com