お仕事探しはこちら!

【医療】メディケアと介護保険

2024.07.17

配信

【医療】メディケアと介護保険



メデイケアとは  


65歳以上のシニアと65歳未満の特定の障害者を対象とした米国連邦政府が提供する健康保険制度です。受給するための基本条件は、米国籍保持者と永住権保持者対象で、最低10年以上働いて納税した方とその配偶者および扶養家族、65歳未満の障害者で一定の資格を満たす方、ALS(筋萎縮性側裂索硬化症)やESRD(末期の腎臓病)などの健康障害がある方。  

パートAは入院保険で、入院費用、高度看護施設でのリハビリケア、ホスピスケア、在宅医療に、パートBはドクター診察・外来医療保険で、医師や医療関係者による医療行為、医療用品および予防サービスに適用され、この二つはオリジナルメディケアと呼ばれます。パートDは処方箋薬とパートBでカバーされない薬のコストを補助する保険で、民間保険会社が提供しています。オリジナルメディケアでカバーされる医療サービスには限りがあり、Deductibleや20%のCoinsuranceなどの自己負担も発生します。このギャップをカバーするための保険が、メディケア・アドバンテージプランやメディケア・サプリメントと呼ばれる保険で、民間保険会社が提供しています。これらの保険はオリジナルメディケア・パートAとパートBの両方を取得した後に加入手続きをすることができます。

メディケアの加入方法  


65歳になる誕生日月の3カ月前から3カ月後の合計7か月間にソーシャルセキュリティー・オフィス、またはウェブサイト(www.ssa.gov)で加入手続きを行います。65歳以降も働いている場合、退職後8か月間は申請が可能です(ただし従業員数20名以下の会社で働いている方は65歳になる前後7か月間に加入手続きする必要がある※応相談)。オリジナルメディケアとパートDは決められた申請期間内に手続きをする必要があり、申請期間を逃すと、ペナルティーを一生払い続けることになるので注意が必要です。

アメリカの公的長期介護保険制度導入の動き  


アメリカの公的健康保険制度は大きく分けて2つ、65歳以上の高齢者と65歳未満の特定の障害者を対象としたメディケアと低所得者を対象としたメディケイドです。メディケアは前述の通り、入院費用と医療費補助の健康保険制度で、ロングタームケア(長期介護)はカバーされません。近年、ロングタームケアを必要とする人口が増加しており、その費用の多くをメディケイド(カリフォルニア州ではMediCal)がカバーしています。その危機的な財政状況を改善するために、州が運営する公的介護保険制度を施行する動きが加速しています。すでに民間の終身介護保険に加入している方や、介護保険制度導入前に加入される方は、この制度からの免除を申請できる可能性があります。ご自身に合ったプランに納得して加入できるよう、早めの行動をお勧めします。


Financial Professional / Licensed Sales Representative for Medicare plans
松本ルミ子
CA Lic# 0D45523
【電話】(408) 203-7333
【メール】Rumiko.matsumoto88@gmail.com

この記事に関連する記事

一覧ページにもどる

share with ups!

新規会員登録

ベイエリアの求人・仕事情報・お知らせ・募集・不動産・個人売買情報はBaySpo!
無料で会員登録をすると、bayspo.comをもっと便利にお使いいただけます。

新規会員登録をする

サクッと読める!
BaySpoとeじゃんデジタル版をチェック!