教えて！あなたの健康メソッド

2025.02.05

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毎日を健やかに過ごすため、皆さんがどんなことに気をつけて毎日実践しているのか、健康賢者にその秘訣を聞きました。

普段からしている運動は？

私は体を鍛えて動かすことが仕事ですので、1年365日運動というより稽古をしています。生徒の指導が1日4〜5時間。自分のための稽古は1時間ほどです。日曜日はクラスがありませんので、その分自分の稽古時間が増えてうれしいです。　

運動について気をつけていること

続けることが大切ですね。やったりやらなかったりではなくて、やる。生活の中に溶け込ませてしまうことです。日常の行動の中で体を鍛え、体を整えていく。いつでもどこでもちょっと工夫すれば体を整えることができます。歯を磨く時でもかかとを上げて爪先立ちになったり、足の指でぎゅっと床を掴んだり。歩いている時もいつも拳の握り方を鍛えてます。空手の稽古を続けて来た中で、50歳を超えてから稽古が日常生活に溶け込んできたと感じます。忙しく日々を過ごす中で、余計な時間を取られないように、いかに体を鍛えるかということを考えた結果です。　

今後、取り入れていきたいことや目標

空手の指導とは別に、体を整える運動を指導することも必要かなと思っています。これからの時代、体を動かすということはますます大切になっていくのではないですかね。体を鍛え整えることを続ければ、精神的にも健やかに生活できると思います。健康第一です。　

食生活で気をつけていること

何でも食べます。空手の世界では「大食は強運なり」と言われ、とにかくたくさん食べることが当たり前だったので、この年齢になって腹八分目にするように気をつけています。それと、最低でも睡眠の3時間前には夕食を済ますことですね。なるべく内臓に負担をかけないようにしています。やはり快食快眠、次の日も気持ち良く目覚めて良いコンデションで生徒に指導ができるように、できるだけ良い動きを生徒に見せることができるように、質の良い睡眠を心がけています。　

精神的に健やかに過ごすためにしていること

自分のための毎日1時間ほどの鍛錬。これは心の食事みたいなものです。ほかには、庭の草木をいじること。犬との散歩でしょうか。慌ただしい毎日の中で、身近な自然に触れて深くゆっくりとした呼吸をする時間が大切だと感じているので、犬との散歩は最適です。これに加えて、週に一度は息を上げて汗を出し切るぐらいの稽古をします。体中の毒素を出し切った感じになります。これは精神的にとてもよい影響を与えていると思います。　

おすすめしたい健康メソッド

青竹踏み。よく歩くこと。逆立ち。私は頭を付けて壁に向かって三点倒立をしています。体の筋を上下、左右、前後に伸ばす運動。これは日本の古流の柔術で学んだのですが、とても良い運動です。朝、起き上がる前に寝たままの姿勢でもできます。相撲の四股の姿勢での足踏みもおすすめです。下半身の強化にとても良いです。

斉藤武さん
（国際大山空手道連盟首席師範）
東京都出身。1994年から5年間、ニューヨークにて大山茂総主の内弟子となり、2001年にサンフランシスコ道場を開設。2024年、大山泰彦最高師範より首席師範に任命される。

ワールド大山空手

550 Taraval St., San Francisco, CA 94116

http://www.sfoyama.com

415-682-8799

日本国内外に多くの生徒を抱えるあの名門「大山空手」は、ベイエリアに2つの道場を構える。大山空手の「武から入り徳に至る」をモットーに、斉藤先生が初心者、子ども、女性から黒帯の所有者まで幅広い生徒を指導する。サンフランシスコ道場：550 Taraval St., San Francisco, CA 94116 サンマテオ道場：719 South B St., San Mateo, CA 94401

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