日本国内外に多くの生徒を抱える名門「大山空手」は、ベイエリアにサンフランシスコとサンマテオ、二つの道場を構える。「武から入り徳に至る」をモットーに、初心者から経験者まで幅広く指導。小さな子どもや女性、さらには黒帯の所有者に至るまで、さまざまな生徒が通っている。今回は、2024年から娘(さくらさん10歳)を通わせているという、宮内はるかさんにお話を伺った。
心身を鍛えられる「空手」を選んで
日本の伝統や文化に触れる機会を持ってほしいと考えたこと、そして心身を鍛えられる習い事を探していたことがきっかけで、空手に興味を持ちました。
海外在住で、以前から空手を習っている伯父に相談したところ、「教室を探すなら日本人の先生がいるところがいい」とアドバイスをもらいました。その助言が決め手となり、大山空手を選びました。体験稽古に参加させていただいたところ、とても気に入り、2024年11月から通い始めました。
心を整え、技術を磨く
稽古は、全員で黙想を行い、心を整えるところから始まります。その後、準備体操、基本の動き、帯の段位ごとの型の練習へと進み、最後に防具を着用して組み手を行います。学んだ基本動作や型を、実践の中で生かす流れです。組み手では、帯の段位や年齢差、体格差に応じて師範がハンデをつけてくださるため、初心者や年齢の小さい子どもでも参加しやすい環境が整っています。
子どもが夢中になる稽古と環境
斉藤師範の、真剣さの中にもユーモアのある指導スタイルが、何よりの魅力です。娘は毎回、稽古に参加するのをとても楽しみにしています。
また、道場はサンフランシスコとサンマテオの2拠点にあり、どちらの道場にも通い放題です。稽古日程の選択肢が豊富なため、他の習い事で忙しい場合でも通いやすく、柔軟に続けられる点もありがたいと感じています。年に数回開催される道場全体のイベントでは、小さな子どもから大人まで、帯の段位を超えた合同練習や交流の機会があり、普段は会えないメンバーと触れ合えるのも魅力です。
子ども同士でも、お互いにリスペクトを
娘が参加しているクラスでは、年齢や帯の段位が異なる子どもたちが一緒に練習する点が特に気に入っています。習い始めたばかりの子は先輩から学び、段位が上がった子は後輩に良いお手本を示そうと努力するので、そうした中で、仲間を敬い、仲間から学ぶ経験が自然と育まれます。稽古は日本語と英語の両方で行われるため、言葉に不安がある方でも安心して参加できます。
努力の向こうに、目指せ黒帯!
精神面では、新しいことに前向きに挑戦する姿勢が強まったと感じています。自分の身の回りのことにも、以前より責任感を持って取り組むようになりました。身体面では、体幹が強くなり、柔軟性も向上しています。今後も、楽しさと厳しさの両方を大切にしながら研さんを積み、さらに心身を鍛えてほしいと思います。ぜひ黒帯を目指し、将来は後輩たちを導ける存在になってくれたらうれしいです。未就学児の小さな子どもから大人まで、幅広い年代の人が空手を楽しみながら学べる道場だと感じています!