元ゼンデスク本社ビル 評価額80％減で競売へ
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サンフランシスコ市ミッドマーケット地区の元ゼンデスク本社ビル（1019 Market St.）が、差し押さえ競売にかけられる見通しとなった。同ビルは6階建て、延べ床面積約7万7000平方フィート、2014年にドイツ銀行系ファンドが4800万ドルで取得した。最新評価額は1470万ドルで、ピーク時の7140万ドルから約80％下落。稼働率も2022年以降わずか3％にとどまっている。ビルは1909年竣工の歴史的な建物で、市が2023年に取得を検討。ホームレスや無保険者向けメンタルヘルスセンターへの転用計画を提出したが進展していない。ゼンデスクは2022年に退去し、現在は181 Fremont St.に拠点を置く。同地区ではウーバーやXなども撤退、店舗閉鎖も相次ぐ一方、イケアのフードホールやコワーキング施設が開業している。
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