空室続く旧X本社に 新興企業モチーブ入居
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不動産
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サンフランシスコ中心部の1355 Market St.にある旧X（旧ツイッター）本社ビルに、初の転貸入居者が決まった。総面積75万平方フィートのうち、AIを活用した車両運用と自動化管理サービスを提供する地元スタートアップ企業モチーブが4万平方フィートを契約し、段階的に移転を始める。リースは2029年4月末まで。同社の入居は、大手退去後に成長企業が空きオフィスを引き継ぐ流れの一環で、23年にはオープンAIがウーバーの拠点を確保、昨年はスケールAIがAirbnbの一部を利用、今年はストラバやモロコがメタの旧オフィスを獲得している。Xは23年に本社をテキサス州へ移転済み。ミッドマーケット地区のオフィス空室率は依然として高く、地域全体が苦境にたたされるなか、「ロウアーヘイズ」として再生が模索されている。
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