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ツイッター社元幹部 マスク氏ら相手に訴訟提起

2024.04.04

配信

 ツイッター社の元幹部が、2022年の退社後の同社の契約違反及び退職金の未払いを理由に、イーロン・マスク氏とX(本社・サンフランシスコ)を相手取った訴訟を提起した。4月3日に提出された訴状で原告のニック・コールドウェル氏は、マスク氏はツイッター社買収後、正当な理由がないままコールドウェル氏ら幹部を解雇したことで、合計約2億ドルの退職金の支払いを免れたと述べ、その配当分の支払いを請求した。同氏の弁護士は声明で「マスク氏は退職金の支払いを拒むことだけを理由に、証拠もないまま、存在しない不正行為のためコールドウェル氏を解雇した」と述べ、退職金とその利息として1930万ドル、他にも受け取るはずだった株式の当時の金額である約50万ドル分などの支払いを求めるとした。X社はこの件に関してコメントを出していない。

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