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教えて ベイエリアの先生 -三育学院サンタクララ校 -

2024.07.03

配信

三育学院サンタクララ校
園長・校長 前川 英樹先生

サンノゼ市にあるキリスト教系の日本語補習校「三育学院サンタクララ校」。 知育・徳育・体育のバランスの取れた三育教育を行い、子どもたちの幸せづくりを お手伝いする学校を目指しているという同校で、園長・校長を務める前川先生にお話を伺った。

         

どんな子ども時代でしたか?


先天性の心臓病があり、手術をした小学校3年生頃までは、いろいろなことに自信がなく、勉強もわからないことが多くありました。手術後、生まれ変わったという意識があり、その頃から勉強もするようになり、そのおかげで分かるようになり、少しずつ自信もついてきました。運動も問題なくできるようになり、とても楽しくなったのを覚えています。

 教育の仕事を目指したきっかけ  


小学校の卒業文集で先生になると書いていました。自分に自信がなかった時、私を励ましてくれた1年生から3年生までの担任の先生の影響があったと思います。本格的に教師になろうと思ったのは、大学時代の家庭教師で生徒の成績が上がった時でした。教育実習が楽しかったことも影響していると思います。

 生徒たちと向き合う中でのこだわり  


担任をしていた頃はちょっと工夫するだけで子どもの理解は違うと信じて、細部までとことんこだわって準備することに努めていました。そして今は、上機嫌で子どもたちを学校の入口で迎え、現地校で疲れて登園登校する子どもたちが少しでもやる気を出して今日の保育と授業に臨んでくれるように、笑顔で子どもたちに接することを大切にしています。

 休みの日の過ごし方  


家にいることが多いですが、お店で好きなのは、Good Willです。時代を超えたいろいろなものと出会えるからです。最初は学校の劇の小道具探しで行き始めましたが、今は暇があるといくつかのGood Willを回っています。それから、車のオイルチェンジをするのが好きです。できた時のあのな んとも言えない達成感がいいですね。無心で取り組めるのも楽しいです。

 生徒や保護者に向けて伝えたいこと  


補習授業校は、松葉杖でありたいと私は考えています。怪我をしている時には松葉杖がなければ歩くことが出来ないように、アメリカに住んでいて日本語の学びを進めるには、本校の存在が不可欠なものであってほしいと願っています。日本に戻れば、あるいは卒業してしまえば不要となりますが、それまでお子さんの日本人としての心と頭をサポートしていきたいと思います。

 今後の目標  


教育現場はどうしても、組織の中で完成させようとすることが多いですが、これからもっとベイエリアのいろいろな日本人コミュニティーとつながりながら、色々と情報交換をしつつ、どんなことを還元できるのか考えていければと思います。


三育学院サンタクララ校
【設立】1982年
【住所】4660 Eastus Dr., San Jose, CA 95129
【学年編成】 幼稚部: 年長(5歳児)
       小学部: 1〜 6年生      
       中学部: 1〜3年生
【ウェブサイト】www.saniku.org

4660 Eastus Dr., San Jose, CA 95129

https://www.saniku.org

シリコンバレーで40年の歴史を持つ海外子女教育のエキスパート。キリスト教をベースに愛に基づいた教育を行う。キャンパス内には、広いグラウンドや遊具、豊富な蔵書を備える図書室、植物を育てるプランター、実験器具などを持つ。

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