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【住まい】小さな変化から始める 「老後対応」

2025.07.16

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【住まい】小さな変化から始める 「老後対応」


大がかりなリモデルや設備の変更を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、まずは「今できること」から始めるのがおすすめです。

 家具の配置を見直す  


歩行の邪魔になるものはないか、移動動線はスムーズかをチェック。特に夜間のトイレへの動線は、照明とともに最優先で見直したいポイントです。

転倒リスクの排除  


ラグやコードなど、つまずきの原因となるものを減らすことで事故を防ぎます。すぐにできる安全対策の一つです。

出入り口の段差解消  


玄関やベランダなどの段差に、簡易スロープや段差解消材を使うだけでも、格段に移動が楽になります。

「住み慣れた家」で長く快適に 暮らすための工夫  


長年住んできた家には愛着も思い出もあるもの。できる限りその家に住み続けたいと考える方も多いでしょう。次のような工夫で、快適性と安全性を高めることができます。

 将来を見越した「備え」  


今は不要でも、将来必要になる可能性がある手すりの下地補強や、廊下の幅を少し広げておくなど、見えない部分への備えが重要です。

 浴室やトイレの改修  


滑りにくい素材の採用、出入口の段差解消、引き戸への交換などは高齢期の自立を助けるリモデルの代表例です。

 照明とスイッチの位置  


視力の変化に合わせて明るさを確保する照明や、立ったまま・座ったままでも届くスイッチの配置も見直しておきましょう。

 「住み替え」という 選択肢も前向きに  


身体機能の変化に応じて、今の住まいを大きく変えるよりも、暮らしやすい住環境へ「住み替える」という判断も、現代ではごく自然な選択です。

同居や二世帯住宅も選択肢の一つ  


家族とともに住む安心感、万一の時にすぐに助けてもらえる安心感があります。お互いのプライバシーに配慮した設計がカギになります。

 「誰のための家か」 を考える  


家は単なる建物ではなく、暮らす人の人生そのものを包み込む空間です。年齢を問わず、誰もが使いやすく、安全に過ごせることはもちろん、将来の介護や医療、生活スタイルの変化にも柔軟に対応できる「可変性」もこれからの住宅に求められる要素です。  

「まだ元気だから」「もう少し先でいい」と思っているうちに、住まいの準備が間に合わなくなるケースも少なくありません。今できる工夫をひとつずつ積み重ねながら、安心して年齢を重ねていける暮らしを整えていきましょう。

895 Kansas St., San Francisco, CA 94107

http://makitaconstruction.com/

415-401-1525

1982年に設立した総合建築会社。総合的な建築業全般とインテリアデザイ ンのサービスをローカルエリアにて提供する。一般住居のみでなく商業用物 件の建築・デザインについても数々の実績があり評価を得ている。

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