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若い力と情熱で 小江戸鏡山酒造の酒造り

2024.09.18

配信

若い力と情熱で 小江戸鏡山酒造の酒造り  -スズキマーケティング-


食事との相性を 意識した酒造り


「スズキマーケティングは、プレミアムな日本酒や焼酎など、日本の良い酒をアメリカに紹介しているディストリビューターです。この秋、当社がお勧めしているのは川越の小江戸鏡山酒造。同社との出会いはジェトロの商談会がきっかけでした。五十嵐社長の酒造りに対する熱意や、日本酒を通じて地元川越の文化や食を広めたいという気概に感動しました。ユニークな酒造りに常にチャレンジし、面白いお酒を作り出していることにも感銘を受けました。鏡山の作るお酒は、常に食事を意識して作られており、お料理と一緒に飲むと、お料理もお酒もますます美味しくなるというお酒です。特に川越名物の鰻と一緒に飲むと昇天します。

 若い力でよみがえった小江戸川越の銘酒  


昔は酒造りの街としても知られていた埼玉県川越市ですが、最後まで残った鏡山酒造も1999年に廃業してしまいます。川越の代表格でもあった鏡山酒造をもう一度、と地元の若者が立ち上がって作ったのが、“再生”小江戸鏡山酒造でした。2007年のことです。社長をはじめ、鏡山酒造は若い力で作られており、社員の平均年齢も30代、杜氏さんは20代です。そういう若い力と情熱が作る日本酒は、川越をまた酒の町として有名にしてきています。

 ワイン酵母の日本酒  


鏡山酒造の日本酒にはワイン酵母仕込みの純米酒があります。このお酒を飲んだ瞬間、驚きでグラスを落としてしまいました。ボルドーのソーテルヌ(甘口ワイン)を飲んでいるのかと錯覚したほどです。ソーテルヌのような香りと味わいがありつつ、ソーテルヌより軽快で、食中酒としても十分に楽しめるお酒です。私はワイン業界に25年以上籍を置いていますが、酵母がこれほど味わいに深く影響するのかと驚嘆しました。もちろんワインでも酵母は大切ですが、それがワインの味わいにどう影響するかはあまり論じられません。同じお酒米を使い、同じ製法で作っても酵母が違うだけでこんなに味わいが変わるのか、と目から鱗が落ちること、請け合いです。

食前酒としてそれだけでも楽しめますが、軽やあかな飲み口は、和食だけでなくさまざまな料理と合うと思います。和食であればすき焼き、生姜焼き、照り焼きなど濃いめの味わいの料理、BBQ、ステーキやシチュー、中華料理やスパイシーなエスニック料理にもよく合います。またデザート酒としても楽しめます。



スズキマーケティング
代表取締役 鈴木 優子氏

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