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ドッグパッチ旧発電所跡地　UCSFがんセンター着工

2025.08.27

配信

不動産

　サンフランシスコ市ドッグパッチ地区の旧ポトレロ発電所跡地で、UCSF（カリフォルニア大学サンフランシスコ校）の新しいがんセンター建設が正式に始まった。2025年春にUCSFがアソシエイト・キャピタルから7500万ドルで取得した敷地に、延べ床面積約30万平方フィート、8階建ての施設を建設する。総事業費は最大5億ドル規模に上る見込みで、建設費は約4億ドル。資金調達のため、加州インフラ・経済開発銀行が最大5億7500万ドルの免税固定金利収益債を承認した。施設の地下には陽子線治療センター、2～5階に臨床スペース、6～8階にインキュベーション・スペースが設けられ、2028年末に完成、翌年の開業を予定している。UCSFのキャサリン・パーク医師は、全米で50未満しか存在しないこの治療施設が、西海岸で重要な役割を果たすと強調している。

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