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サンマテオ初進出のデベロッパー　空室率80%オフィスを再開発

2025.06.25

配信

不動産

　シアトルを拠点とするトゥールビノー不動産パートナーズが、サンマテオ市のオフィス複合施設「タワー・プラザ」を2200万ドルで買収、再開発に乗り出す。施設は2121 South El Camino Real.にあり、12階建てタワーを含む5棟のビルで構成されている。敷地は約3・4エーカーで、延べ床面積約20万7000平方フィート。2019年に7700万ドルで取引された物件は、ローン延滞による所有権の移転後、TPG不動産金融トラストから現金で取得された。トゥールビノーにとって同市内で初の取得物件で、同ビルの空室率は約80%に達している。同社はオフィスを一部残しつつ、住宅やホテルなど複合用途に再開発する案を検討中。エルカミノ・リアル沿いには低層商業施設が多く、今回の再開発は市内最大規模の再開発計画の一つとなる可能性がある。

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