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高橋マーケット120周年 記念イベント、地元民が祝福

2026.10.01

配信

 サンマテオにある日系食料品店「高橋マーケット」で9月27日、開店120周年を祝う記念イベントが開かれ、大勢の地域住民らが節目を祝福した。第2次世界大戦下の困難や、近年の大型スーパー進出といった時代の荒波を幾度も乗り越え、長年にわたり店を支え続けた地元客へ感謝を伝える温かなパーティーとなった。

 当日は店舗前の駐車場が解放され、乳児から高齢者まで多くの人々が集まった。同店からポケ、アロハチキン、マラサダ、スパムなどが提供され、集まった地元民らは「サンマテオ太鼓」による迫力ある和太鼓演奏や優雅なハワイアン・フラダンス、地元バンドの音楽ライブを楽しんだ。Tシャツやハワイアンジュエリー、菓子、ホットソースなどの景品が当たるくじ引き大会も催され、会場は終日アットホームな雰囲気に包まれた。

 同店は1906年、和歌山県出身の高橋徳太郎氏が開業。現オーナーの高橋ボビー氏の曽祖父にあたる徳太郎氏は、現在のヘイワード市にあたるエリアに所在したレズリー塩類平原に勤務した後、サンマテオにて高橋マーケットを創業した。当初は日本のものや、衣服、日用品を扱う雑貨店だったが、1950年代にサンフランシスコ国際空港の建設工事に伴いハワイからの移住者が急増すると、ニーズに合わせてハワイ関連商品の取り扱いを大幅に増やした。

 サンマテオのダウンタウン周辺で4度の移転を重ねる中、客層も日本人からアジア系全般、ハワイ系へと変化してきた。現在は収益の約半分をテイクアウトの惣菜が占めており、中でもイベントで提供された「スパムむすび」は、世代を超えて愛される名物商品として定着している。

http://www.arisawaagency.com/

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