AIスタートアップ企業 本社移転で長期リースへ
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一時は倒産の危機に陥った、人工知能（AI）のスタートアップ企業ノーションが、サンフランシスコ市のダウンタウンにあるオフィスビルの賃貸契約を締結した。ビルは金融街の685 Market St.にある歴史的ビル「モナドノック・ビル」で、同社は2021年から転借しているミッション地区の2300 Harrison St.の延べ床面積6万5000平方フィートの本社スペースからは撤退する。モナドノック・ビルを所有するブルックフィールド不動産（本社・ニューヨーク）との賃貸契約期間は10年となっており、賃借スペースは10階建てビルのうちの5階分で、延べ床面積は合計10万5000平方フィート。スペース拡張のオプションもあるという。同ビルは2019年にウーバーが転貸市場に出して以来、ほぼ空きビルとなっていた。
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