住宅価格が上昇傾向 沿岸都市で最高値
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カリフォルニア州で住宅価格が再び上昇に転じている。住宅市場全体は高金利や雇用不安で冷え込みを見せるが、沿岸部を中心に一部都市が過去最高値を更新した。Zillowによると、サンルイスオビスポ市の中価格帯住宅は2025年9月に前年比3％上昇し約110万ドルとなり、2019年比では46％増。サンディエゴ郡カールスバッド市（120万ドル）やオレンジ郡ニューポートビーチ市（340万ドル）も4％上昇した。メキシコ国境に近いインペリアル郡エルセントロ市やカレクシコ市では7％の上昇を記録。州全体の平均住宅価値は2％下落したが、大都市から離れた地域では穏やかな気候や生活環境の良さが需要を支え、移住者が流入。パンデミック以降続く都市圏からの人口移動が、今も地方都市の住宅市場を押し上げている。
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