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ナパの名門ワイナリー売却 中国投資家が現金買収

2025.10.22

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 ナパ郡カーネロス地区の名門ワイナリー「カルメール・エステート」が、中国の投資家により現金1680万ドル(約26億円)で買収された。売り主は1983年創業の「ペジュ・ワイナリー」を運営するペジュ家で、取引は10月8日に成立。仲介した不動産業者によると、買い手は製造業を営む中国系投資家で、昨年も同地区の「アルタ・ビスタ・ランチ」を2400万ドルで購入しており、「ナパとソノマで最大のブドウ園所有者を目指す」としている。ワイン業界が低迷する中での積極投資で、ドル安への備えとして農地を資産とする狙いがあるという。カルメールは1979年創業の旧アケイシア・ワイナリー跡地で、100エーカーの敷地に75エーカーのブドウ畑と4万平方フィートの醸造施設を有し、年間25万ガロンの生産と250人規模の催事を認める特例許可を持つ。

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