賃貸住宅に必須家電 カリフォルニア州が義務化
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不動産
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カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事が、賃貸住宅の所有者に冷蔵庫とコンロの設置を義務付ける州議会法案628号に署名した。2026年1月1日に施行され、州内すべての新規・更新・修正された賃貸契約に適用される。従来はロサンゼルスを中心に借主が自前で冷蔵庫を用意する慣習が残り、全米の大都市圏の中でも突出して冷蔵庫などのない物件が多かった。法案を提出したマッキノー下院議員は「安全に食料を保存し調理できることはぜいたくでなく生活の基本」と強調。違反物件は居住不適格とみなされ、欠陥製品は30日以内に修理または交換が必要。短期賃貸や共用キッチンのある施設は対象外で、住宅の最低基準を明確化する狙いもある。借主団体は「遅すぎた是正」と評価する一方、家主団体は「コスト増につながる」と反発している。
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