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財政難に陥っていたビル　4件の新契約獲得　SF市

2024.07.25

配信

不動産

　コロンビア不動産投資信託（本社・ニューヨーク）が、サンフランシスコ市の金融街に所有するビルにおいて4つのリース契約を獲得した。物件は650 California St.にある33階建てのビルで、同社は約1年前、同ビル含む7つのオフィスビルを担保とした17億ドルのローンの債務不履行に陥っていた。今回の契約ではクリアリー・ゴットリーブ・スティン＆ハミルトン法律事務所が11・5年間の契約に署名。デべボイズ＆プリンプトンLLPが2037年までリースを延長、コンサルティング会社のアナリシス・グループ社もリースを延長。また投資会社のHPSパートナーズも転貸から11年間の直接リースへ契約変更した。新たに契約されたスペースは延べ床面積合計7万9000平方フィートとなり、これによりビルの稼働率は90%に上昇した。

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