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カリフォルニア・シアター 開発会社が再開発から撤退

2025.07.10

配信

 バークレー市で計画されていた約111年の歴史を持つ「カリフォルニア・シアター」再開発計画が、ギルベイン・デベロップメントの撤退で中止となった。2113 Kittredge St.にある劇場は1914年に開業、2021年に閉館。計画では劇場の外観を保存しつつ、延べ床面積2万4273平方フィートのライブパフォーマンス会場と211戸の住宅(うち22戸は低所得者向け)を設けた18階建てビルを建設予定だった。劇場再生を目指す非営利団体コーサ・ミュージカルシアター主導のカリフォルニア・シアター・コンソーシアムは、「舞台芸術の拠点は依然必要で緊急課題」とし代替策を模索する。同市では他の歴史的劇場も再開発計画が進み、ユナイテッド・アーティスツ・シアターは複合施設に建て替え予定で、近隣のシャトック・シネマ跡地でも8階建てアパートを建設中。

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