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債権者に渡ったSFのビル 開発会社が格安で購入

2025.01.15

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 開発会社のアラロン不動産会社が、本社を構えるサンフランシスコ市でローン未払いのため債権者に譲渡された2階建ての工業用ビルを1150万ドル、1平方フィートあたり160ドルで購入した。売主はBMO銀行。かつて宝石卸売市場だった同ビルはショープレイス・スクエア内の101 Utah St.にあり、延べ床面積合計7万2000平方フィート。ビルの前所有者のスイフト不動産パートナーズは、宝石商との数年にわたる交渉の末、2018年に築68年のビルを2100万ドルで購入した。同社は高級ライフサイエンスのオフィスや研究ラボに改装することを計画したが、その改装工事のために借り換えたローンの4760万ドルの返済に失敗、ビルをBMO銀行に引き渡していた。2024年7月時点で、まだ3100万ドルの返済義務が残っていたという。

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