サンフランシスコ在住の野沢直子が6月7日(金)、シリコンバレーでは初めてとなるトークショーをパロアルト市にあるモリソン・フォースター社のオフィスにて開催した。

　チケット販売開始からわずか3日間で完売となった同トークショー。会場は、開演前から多くの日本人の姿が見られ、熱気で溢れていた。野沢が元気な姿を見せると大きな拍手と共に「かわいい！」という声も。競馬の予想屋をやっていた実父の話などを交えながら、自身の生い立ちから日本での芸能活動、そこからどのような夢を描いて渡米しチャレンジしてきたか、また最近はバイトもしていることや、数日前に離婚が成立したことも公表した。野沢本人が「ストーリーの半分も話していない」というほど、あっという間に講演終了の時間に。講演終了後も、多くの参加者が列をなし、記念撮影やサインに応じていた。

　野沢直子は、デビュー3ヶ月でレギュラー番組を持ち、すぐにダウンタウンやウッチャンナンチャン、清水ミチコとともに伝説的テレビ番組「夢で逢えたら」に出演するなど、あっという間に芸人としての地位を確立。その後、自分の才能のなさに気づき、芸能生活7年目に逃げるようにニューヨークへ渡った。ニューヨークでは、オープンマイクに立つなど芸人として挑戦するほか、バンド活動も開始。バンド活動のツアーで訪れたサンフランシスコが気に入り、そのまま移住。その後、3人の子どもをこの地で育て、現在はバンド活動を共にした前夫と離婚。今も引き続き、年下のボーイフレンドと子ども達と一緒にサンフランシスコ市内で暮らしている。