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PG&E、州と対立 電線の保護方法めぐり

2023.10.18

配信

 山火事の防止を目的とした電線の保護方法に関して、PG&E(本社・サンフランシスコ)とカリフォルニア州公益事業委員会の間で対立が起こっている。州ではパラダイス市で2018年に85人が犠牲になる山火事が発生しており、このような事態を防ぐために、同社は電線を地下に埋めようと試みている。この手法では電線が風の影響を受けることがなくなるため、火事の発生率を約99%減少できるという。その一方で州は同社の電気代が全米で最も高額な部類に属することを指摘し、金銭的・時間的コストを抑えられる電線に保護カバーをかけることを提案しているが、この手法を採用すれば火事の発生率は35%までしか減少しないとされている。同社は「35%のリスクと共存するつもりはない」とし、委員会に対して10月18日に直接説明を行う予定である。

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