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ノーベル賞学者の創業企業 がん治療薬の開発中止

2026.10.08

配信

 バイオ医薬品企業カリブー・バイオサイエンシズ(本社・バークレー市)は、開発中のがん治療薬2件の臨床開発を中止し、大幅な人員削減を実施すると発表した。資金調達の難航が背景にあり、合併や買収、資産売却などを含む経営戦略の見直しを進めるとしている。同社は2011年、ノーベル化学賞受賞者でUCバークレーのジェニファー・ダウドナ教授らが創業。遺伝子編集技術を活用し、健康な提供者の免疫細胞から製造するCAR-T細胞療法の開発を手掛けてきた。今回中止するのは、リンパ腫向けの「vispa-cel」と多発性骨髄腫向けの「CB-011」で、いずれも初期の臨床試験段階にあったという。6月末時点で約1億1380万ドルの資金を保有していたものの、開発継続は困難と判断。人員削減は年内に大部分を終える見通しだが、削減規模は明らかにしていない。

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