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メディケア価格交渉の薬剤 最初の10品目発表

2023.08.30

配信

 バイデン政権は8月29日、高齢者向けの公的医療保険「メディケア」が製薬会社と価格交渉が可能となる最初の医薬品10品目を発表した。2022年に成立したインフレ抑制法は、メディケアに製薬会社との直接薬価交渉権を初めて与えた。声明によれば、22年に900万人の高齢者がこれら10品目の医薬品に支払った自己負担額は34億ドルに上るという。大手製薬会社らはこのプロセスを医薬品革新に対する脅威とし、複数の訴訟を起こしている。薬剤の価格交渉は2023年に開始、価格は2026年に施行される予定で、今後4年間でメディケアは最大60品目の価格交渉を行い、その後も毎年最大20品目の価格交渉を行う。10品目には血液凝固を防ぐブリストルマイヤーズ・スクイブ製「エリキス」やメルク製の糖尿病治療薬「ジャヌビア」などが含まれる。

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