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アンソロピック 著作権侵害で作家らが告訴

2024.08.22

配信

 人工知能開発を行うアンソロピック(本社・サンフランシスコ)が著作権侵害の疑いで集団訴訟に直面している。8月19日に原告のアンドレア・バーツ氏ら作家3人によりカリフォルニア州連邦裁判所に提出された訴状によると、アンソロピックは主力製品である大規模言語モデル「クロード・シリーズ」の訓練の際に、「何十万冊分の著作権で保護された出版物の海賊版をダウンロードし、使用した」ことで、著作権法に違反しているという。人工知能企業に対しては同様の訴訟が多く提起されており、2023年10月、ユニバーサルミュージックなどがアンソロピックを歌詞にかかる著作権侵害で訴えている他、ニューヨークタイムズなどの出版社も著作権侵害の疑いでオープンAIを提訴している。なお、現時点でアンソロピックはこの訴訟に関するコメントを発表していない。

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