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ウォルグリーン、SF市と 2億3000万ドルで和解

2023.05.19

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 薬局チェーンのウォルグリーン(本社・イリノイ州)は5月18日、オピオイドの過剰処方に関してサンフランシスコ市に2億3000万ドルを支払う事で和解が成立した。訴状によると、同社は巨額の利益を得るために、薬剤師が懸念を示していたにも関わらずオピオイドの大量処方を行い、市内におけるヘロインやフェンタニルの流行を助長したという。和解を迫る判決で連邦地裁は、「ヘロイン使用者の70~80%は処方されたオピオイドから使用を開始しており、危険性が認められる処方箋を市内で120万件以上受け取りながらも、適切な注意を払った処方を行わなかった」ことを認めた。一方ウォルグリーンは声明で、「当社がオピオイドを製造・販売した事実はない。今回の和解により私たちは自らの使命に集中することができる。」と述べた。

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