社員の給料値上げ措置 ハイテク企業が続々と
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世界的なインフレの進行と労働市場逼迫の折、ハイテク大企業が従業員確保のため、それぞれ独自の給与水準の見直しに取り組んでいる。潤沢な資金があるからこそできることだが、グーグルの親会社アルファベットが従業員給料を上げる方向で業績制度を調整しているほか、アマゾンも基本給の2倍以上の引き上げを約束している。５月16日には、マイクロソフト（本社・ワシントン州レドモンド）も同様の措置を講じるようだと、米メディアが一斉に報じた。この日、マイクロソフト最高経営責任者（CEO）サティア・ナデラが社内通達したもので、業績に基づく昇給予算を世界規模でほぼ倍増し、シニアディレクターレベル以下の従業員の年間株式報酬を最低25%拡大する予定だという。これについてはマイクロソフトによる公式発表が待たれる。
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