中国情報通信技術研究院(CAICT)が1月3日、中国国内における携帯電話の販売台数に関するデータを公開した。このデータによると、2024年11月の中国における海外ブランドの携帯電話の販売台数は304万台であり、これは23年の11月から47・4%減少しているという。CAICTは販売台数の内訳を明らかにしていないが、販売台数の大半を占めていると思われるアップルにとってこの数字は、中国という世界最大のスマートフォン市場で国内製品との競争を勝ち抜くことの難しさを示している。アップルは24年9月発売のiPhone16シリーズで中国での勢いを取り戻すことを期待していたが、目玉機能である「Apple Intelligence」は厳しい規制により中国では利用できず、その間ファーウェイはアップルを上回る成長率を記録していた。