アップル集団訴訟で和解 Siriで同意なしに録音
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アップル（本社・クパチーノ）が12月31日、同社の「Siri」が同意なしにユーザーの会話を録音していたとして提起されていた集団訴訟にて、9500万ドルの和解案に合意した。2019年の訴状で原告は、Siriが意図しない場合にも起動し録音データをターゲティング広告などに使用したことで、ユーザーのプライバシーを侵害したと主張していた。アップルは不正行為を認めていないが、裁判を終了させるために和解に応じ、19年10月以前に行われた録音データを永久に削除したと発表した。なお、今回の和解により14年9月17日から24年12月31日の期間にiPhoneなどの対象となるデバイスを所有していた人は、オークランドのジェフリー・ホワイト連邦地裁判示の承認の下、1台当たり最高20ドルの補填を受けることができる。
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