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ソーシャルセキュリティーナンバー

2023.06.01

配信

アメリカ生活をスタートさせるにあたり、まず基本となるのがソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)。あらゆる場面で必要となるSSNの取得について紹介する。

ソーシャルセキュリティーナンバーとは


ソーシャルセキュリティーナンバー(SSN:Social Security Number)とは、米国における社会保障番号のことで、日本のマイナンバーのようなもの。市民・永住者・外国人就労者に対して発行される9桁の番号で、戸籍制度のない米国でIDとしての役目も果たす。銀行口座の開設、運転免許の取得、アパートや電気・水道などユーティリティーの契約など、あらゆる場面で求められる。もともと社会保障の受領者を特定するために生まれ、米国の年金制度であるソーシャルセキュリティーに加入するためには、この番号の取得が必要となる。

取得資格


SSNは、米国市民、永住権保持者、合法的に米国で就労可能なビザ所持者が取得できる。短期滞在者や学生ビザなど米国内での就労許可がない外国人は、基本的にはSSNを取得することはできない。ただし、OPTやCPTを含む学生ビザでキャンパス内外で働く場合は在学や雇用の証明などを持って申請することができ、また婚姻証明書があれば就労ビザ保持者の配偶者も申請できるなど、例外もある。

取得方法


SSNの取得申請は無料。申請のタイミングは、米国入国直後だとソーシャルセキュリティー局(SS)オフィスに入国者情報が届いていない可能性があり、その場合は申請を断られるため、入国後10日〜2週間ほど経過してから申請するとよい。基本的な申請手順は下記の通り。

1)必要書類を準備する
① 申請書 
申請用紙(SS-5)は公式サイト(www.ssa.gov/online/ss-5.html)からダウンロード可。電話(1-800-772-1213)またはSSオフィスにも用意されている。
②有効なパスポートなどの身分証明書、ビザ又はグリーンカード、労働許可カード(I-766)か出入国滞在記録カード(I-94) 
就労ビザを持つ人の配偶者の場合は在外公館作成の婚姻証明書など、学生ビザの場合はI-20と在学や雇用の証明となるものが必要。

2)申請書を提出する 

必要事項を記入した申請用紙を、郵送または最寄りのSSオフィスに持参する。*最寄のSSAオフィス検索:ssa.gov/locator

3)SSオフィスで面談する 

1)の必要書類を持参する。

4)カードが届く 
申請完了後、2週間程度でカードが郵送される。カードが届いたら、記載されている氏名のスペルを確認する。間違っていたら届け出る必要がある。SSNは生涯1人に1つだけ発行される。多くの重要な個人情報が紐付いているので、外部に漏れないようにすることが重要。財布などに入れて持ち歩かず、番号は暗記してしまおう。もしもカードを紛失した場合、必要書類を提出し手続きを行えば、再発行してもらえる。 

なお、外国人のSSN取得は年々厳しくなっており、手続きも常に変更の可能性があるため、下記公式サイトや領事館で最新情報を確認しよう。

<SSNオフィス問合わせ先>
Social Security Administration
☎1-800-772-1213
www.ssa.gov

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