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帰国に向けた車の売却

2023.05.01

配信

快適なベイエリア生活を支えてくれた愛車。帰国の際に新しいオーナーを見つけるのは一苦労。愛車をより的確に安全に売却するための注意点と極意を知っておこう。

 個人売買  


個人売買は愛車への投資リターンをより一層高めるために最適な方法。しかし、ハイリターンである代わりハイリスクともいえる。特に売却したい車がまだローン中もしくはリース中の場合、銀行との調整、DMVでの名義変更などわずらわしい手続きを確実にしなくてはいけない。もし、名義変更が確実にされていないと、車を手放したにも関わらず、ローンの残高がまだ残っていたり、駐車禁止の罰金が課されたりという状態になりかねない。個人売買を始める際には、まず車の再整備(Recondition)が必要になる。再整備はまず車の清掃。清掃の有無で場合によっては、価値が平均300ドル〜500ドル変わってくる。  

車の整備が終ったらマーケティング。まずどのメディアにクラシファイド広告を出すのか? 価格設定はいくらなのか?を決めて、帰国の1カ月前くらいから始めるのが良い。あまり早すぎると車の引渡し前に買い手の気が変わる可能性もある。次にDMVに提出する書類の準備。これは売主側で準備しておくべきだろう。必要な書類等はDMVのサイト(www.dmv.ca.gov)でダウンロードできる。そして、売却前にもうひとつ済ませておくことがスモッグチェック(Smog Check)になる。  

書類の準備やスモッグチェックが完了し、売買契約も交わしたら、いよいよ代金回収。これは買い手が知人であれば心配無いかもしれないが、面識のない買い手の場合はPersonal Checkではなく、Cashier’s Checkで確実に回収すべき。なぜなら、もし支払いが滞った場合、代金回収の責任は売り手にあるからだ。そして、代金回収も完了し、車も引き渡し後に必ず実行しなければいけないのがRelease of Liability。このプロセスを怠ると車の名義が変更されず、売り手に違反通知や罰金の督促状が届いてしまう。これらの段階を確実に踏んで車の売却が完了する。

 業者への売却  


個人売買のような手間隙を掛けずに確実に車を売却したい場合は、業者へ売却するのが良いだろう。ベイエリアには日系の自動車買取業者もあるのでぜひ利用したい。業者へ売却するメリットは、簡単で確実、なおかつDMVへの届出、スモッグチェックなども自分でする必要がないということ。業者によっては車の引渡しを自宅、または空港など売り手の都合の良い時間と場所で行えるため、急な帰国などでは無駄な時間を費やさなくて済む上、帰国寸前まで車を使える。そして帰国しない場合も、貴重な時間を割かずに車の売却ができる。特に、車がローンやリース中の場合、複雑な手続きを回避することができ、残高が買取り額より高い場合、差額を受け取ることもできる。また、代金の受取方法も要望に合わせてCheck、Cashier’s Check、現地振込み、日本への振込みなど選べる業者もあるため代金回収の手間もかからない。詳細については、業者に問い合わせてみよう。

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