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メディケアの基本

2021.12.14

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メディケアとは、米国連邦政府が管理している、65歳以上の高齢者と特定の障害者を対象とした健康保険制度で、オリジナルメディケアと呼ばれパートAとパートBの二つの保険から構成される。ここではメディケアの基本知識について解説する。

 メディケアの受給資格  


基本条件は、米国籍保持者と米国に5年以上(メディケアに申請前の5年間を含む)合法的に居住している永住権保持者。その上で、以下のいずれかに該当する人。
①65歳以上の場合 ソーシャルセキュリティーを受給する資格のある人とその配偶者。米国で仕事をした期間が10年未満でメディケア税を十分に納付していない人とその配偶者(Lawful Permanent Residents)はプレミアムを支払い、加入することができる。
 ②65歳未満の場合 障害年金(SSDI)を24カ月以上受給している人、及びその配偶者と子ども。
 ③年齢に関わりなく慢性腎不全(ESRD)またはALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された人

 メディケアへの申請期間


 ①IEP(Initial Enrollment Period) 65歳になる誕生月の直前の3カ月、誕生月、誕生月後の3カ月を含む7カ月間。 65歳の時点でソーシャルセキュリティーベネフィット(老齢年金)を受給している人は、パート AとパートBのメディケアカードが自動的に送付される。
 ②GEP(General Enrollment Period) 一般申請期間1月1日~3月31日にも申請可能。同年7月1日から有効。 *ただしメディケアに入る資格が生じた時(IEP期間など)に加入しなかった場合、ペナルティーが科せられるので注意が必要。
③AEP(Annual Enrollment Period) 毎年10月15日~12月7日の期間に医療と処方箋薬のプランを変更することが可能。AEP期間に変更した保険は翌年1月1日から有効。
④SEP(Special Enrollment Period) 下記のような特別な理由がある場合、申請・変更できる期間。

●65歳以降に退職する、雇用主から受けている医療保険から脱退する場合。
●現在の医療保険の対象地域から転出する場合。
●所得や資産の少ない人でExtra Helpの資格を得る場合。
●特定の慢性の健康障害と診断された場合。

 メディケアの種類  


4つのパートA、B、C、Dとメディケアサプリメント保険という選択肢がある。
パートA:病院での入院費用、高度看護施設での介護、ホスピス・在宅ケアなどに適用。10年以上米国で働き十分に納税した人とその配偶者は、月々の保険料なし。
パートB:外来診療、医療用品および予防サービスなどに適用。月々の保険料あり。
パートC:メディケアアドバンテージプランと呼ばれる民間保険会社が提供する保険で、加入するためには、まずパートAとBに加入しなければならない。
殆どのプランにはパートD(処方箋薬)も含まれ、オリジナルメディケアでカバーされない視力ケア、歯科治療、針療法、補聴器、健康プログラムなどをカバーするものもある。罹りつけの医師や医療機関がHMOやPPOプランのネットワーク内であるかどうかを確認する必要ある。
パートD:DはDrugの意味であり、民間保険会社が提供する処方箋薬用の保険。任意加入だか、メディケアに入る資格が生じた時加入しなかった場合、1カ月につき1%ペナルティーを生涯払い続けなくてはならない。  

メディケアサプリメント保険:パートAとBでカバーされない費用(deductibles、copays、coinsurance)の全てまたは一部を補足負担する保険で、民間の保険会社から提供される。パートAとBに加入した後に、メディケアサプリメント保険に申し込むことになる。

 メディケアに加入するステップ  


医療費が高い米国で老後を安心して過ごすためには、メディケアプランに関する情報を入手し、プランの選択とメディケアへの加入についての理解を深めよう。

情報提供:Rumiko Matsumoto & Copeland Group USA
Rumiko.matsumoto88@gmail.com

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