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節税対策のヒント

2022.01.11

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2020年度の確定申告は、コロナの補助金などの異例な項目もあり、節税の方法もこれまでとは違う点があった。ここでは2020年度の事例を参考に、「ターボタックス」などの税金申告ソフトウェアでは知り得ない節税のヒントを紹介する。

 夫婦別申告  


通常夫婦の場合、合算申告にメリットがある。大抵の場合は合算の方が夫婦別々で申告するよりも税金が安くなるため、税金申告ソフトウェアでは必ず合算を勧める。夫婦別申告は通常メリットがないと言われていたが、2020年度確定申告については少し状況が違った。なぜなら失業保険が一定の金額まで非課税になり、3回のコロナ補助金が出ているからだ。そのため単純に夫婦別申告が悪いとは言えない場合がある。

 失業保険  


失業保険は2020年については1万200ドルまで非課税になっている。ポイントは1人につき1万200ドルまで非課税ということだ。収入は15万ドル以下である必要がある。そのため夫婦合算で収入が15万ドルに到達してしまうと1万200ドルの失業保険の非課税が使えないので、夫婦どちらかの収入が高く合算して収入が高くなる場合は、夫婦別に申告をすると失業保険の非課税枠を2人ともまるまる使える。

 コロナの補助金  


コロナの補助金を2020年に受け取れなかった人は、2020年の確定申告で還付申請できる。しかし収入が15万ドル以上の場合、この還付金は減額される。そのため、夫婦どちらかの収入が高く限度額に到達する場合は、夫婦別に申告をする方がいいといえる。この補助金については、第1回目、第2回目、第3回目についても同じことが言える。どちらかの収入が高すぎる場合は夫婦別に申告をする方が有利な場合がある。ただし、夫婦別の申告をすることによって失ってしまう控除があるため、失う控除と得られるベネフィットを比較して、どちらが有利か考える必要がある。

 チャイルドタックスクレジット(2021年のみ)  


チャイルドタックスクレジットは2018年から2020年、2022年から2025年は該当する子ども一人につき2000ドルもらえる。該当する子どもとは、17歳以下で納税者様の扶養家族(半年以上一緒に住んでいるなどの要件に当てはまる)になる。2021年に関しては特別で3000ドルを申請できる。さらに、子どもが5歳以下であれば3600ドルをもらうことができる。また18才以上の場合でも500ドルなどの少額のクレジットをもらえる。子どもの年齢は12月31日の時点で考慮される。  

この他にも、低所得者クレジット(EITC)や、従業員がいる場合の「Employee Retention Credit」、新しくビジネスを始めた場合の「Recovery Start-up Business Employee Retention Credit」、共働きで子どもをデイケアや保育園に預ける場合の「Dependent Care Credit」、失業保険を受け取った人への「Premium Tax Creditの優遇対策」など、ターボタックスなどのソフトウェアでは教えてくれない節税方法がたくさんあるので、2021年度のアメリカ確定申告の際は、専門家に相談しよう。  

最後に注意点として、もしもIRSから手紙を受け取った場合、必ず返事をすることが大事だ。無視をすると取り返しがつかなくなるので注意しよう。罰金を削除してもらうには、正当な理由があるということを証明する必要がある。①間違った②忘れた③お金がないというのは正当な理由にはならない。

情報提供:尾崎真由美 会計事務所
1040CA.com

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