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銀行口座開設と各種カード

2023.05.03

配信

銀行口座開設と各種カード


アメリカの銀行口座は、当座預金に相当するCheckingと普通預金に相当するSavingの2つに大きく分けられる。日本では普通預金を利用するのが一般的だが、アメリカでは当座預金に相当するCheckingの利用度が高い。また、現金を持ち歩かずにチェック(小切手)または、ATM/デビットカード、クレジットカードを使用することが一般的。日本とは根本的に違う銀行のサービスを知っておこう。

銀行口座の種類


■ Checking Account  
日本の当座預金に相当するもので、最低預け入れ金額が小額もしくはゼロでも口座を開くことができるが、一定額より低くなると月々の管理費を取られるので注意。入出金回数も制限がないのが一般的(無料のチェック利用に制限が付く場合あり)。ただし、月々の利子は低く、ゼロの場合もある。また、即時決済のATM/デビットカードや、クレジットカードの発行もできるといった特徴を持つ口座。家賃、公共料金、給与振り込み、クレジットカードの支払い用などに使われることが多い。

■ Saving Account  
日本の普通預金に相当するもので、利子がChecking Accountよりも良く、出し入れも自由(回数に制限がある場合あり)。また最低預け入れ金額と預け入れ期間はチェックしたほうが良い。一定額より低くなると月々の管理費を取られる。

■ Certificate of Deposit (CD)
日本の定期預金口座に近い。利息が固定で一定期間預け入れる必要があり、最低預け入れ金額がある。預け入れ期間内に解約した場合は、解約手数料がかかる。

■ Money Market Account(MMA)
Checking AccountとSaving Accountの間と言える口座で、Checkingと併用する人も多い。利息が付きATMカードも発行されるが、チェック発行は1カ月の間に3枚など制限がある。また利息はCDほど良くないが、自由に出し入れできる。

各種カード


■デビットカード   
アメリカでは、ATMカードもしくはデビットカードと呼ばれる。いわゆる、日本のキャッシュカードと同じシステムで利用するもの。暗証番号はPIN(Personal Identification Number)と呼ば れ、4桁の番号を銀行がランダムに決めた後、自分で変更することができる。クレジットカードのように買い物ができるが、口座残高を超えて使用すると手数料が取られることがあるので注意。

■クレジットカード  

アメリカはクレジットカードを持つことが社会的信用を意味するほどのクレジットカード社会。ビザ、マスター、アメリカンエキスプレス、ダイナースなどが国際ブランドとしてよく知られる。エアラインのマイレージなど特典がつくものも多い。新しく作る場合は、個人の支払い履歴「クレジットヒストリー」が必要になる。アメリカに来たばかりでこれがない人には、口座に一定額以上の預金をし、それを担保とする「セキュアード・クレジットカード」があるほか、日系エアラインのカードで日本での履歴をもとに審査基準を設けている場合がある。  

なお、アメリカでは銀行口座やクレジットカードのアカウントに紐付けされたサービスが発展しており、決済事情は多岐にわたる。ベンモ、ゼル、キャッシュアップ、アップルペイやペイパルといった個人間でも送金ができるアプリが浸透し、また、アマゾンなどのEコマースでは分割手数料のかからない後払いシステムも取り入れている。

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